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オリンピックへの道BACK NUMBER

失明のおそれを伝えていたのに竹刀で… 空手・植草歩の告発で明らかになった「変われない組織」の実態

2021/04/02 17:02

 

KARATE1プレミアリーグ2019マドリード大会での植草歩。東京五輪でもメダル有力候補選手と考えられている

photograph by

Getty Images

 空手の東京五輪代表、植草歩が全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫選手強化委員長からパワーハラスメントを受けていたと訴えていた件に関して、3月31日、全空連が倫理委員会を開催。植草および香川氏双方から事情聴取を行なった。

 植草は帝京大学を卒業し、同大学空手部の師範でもある香川氏の指導を受けていた。卒業後も帝京大学を練習場所の1つとしており、香川氏の指導を受けてきた(帝京大学、香川氏のみに指導を受けてきたわけではない)。

・2020年12月20日頃から、選手に対して竹刀を突きや蹴りに見立てて振り回したり突いたりし、それをかわしながら反撃させるという練習が行なわれていたこと。
・選手は面などの防具をつけることを許されておらず、練習に参加した選手の2名が竹刀で顔面を突かれ、眼の周りを負傷したこと。
・2021年1月に入って他の選手の眼にも竹刀が当たり、眼の周りをを負傷したこと。
・植草自身は2015年に左眼の内壁を骨折して同年に手術を受け、左眼付近には現在でもプレートが入っており、また手術をした医師から次に左眼を負傷した際には、失明するおそれがあると宣告されていたこと。
・1月27日、竹刀が左眼のまさにプレートが入っていた箇所を直撃し、激痛でその場で動けなかったが、怪我や治療手当てについてのケアの言葉はなかったこと。
・左眼は練習後もしばらく視界が悪く、痛みも強く、精密検査を経て「左眼球打撲傷」と診断されたこと。その後も謝罪の言葉はなく竹刀を用いた指導が続き、ナショナルチームコーチにこの稽古を止めて欲しい旨を相談したものの竹刀での練習は続いたこと。

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