WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級チャンピオンの井岡一翔(32=志成)が大晦日、大田区総合体育館で同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)を迎えて4度目の防衛戦を行うことが決定した。

   試合はTBS系列で午後6時30分から全国生中継され、チケットは12月17日(金)午前10時から発売される。

　当初、12月31日(金)にIBF(国際ボクシング連盟)同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=比)と王座統一戦を行う予定だったが、年内の新規外国人の受け入れを原則禁止とする政府の発表に伴い、2団体統一戦は流れた。

　日本にはアンカハスの代役に相応しい選手がいる!

　昨年12月からWBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋・日本のアジア3冠王座に就いた福永亮次(35=角海老宝石)だ。先日、OPBF王座は返上したが、19戦15勝(14KO)4敗と堂々の戦績を残す一方で、世界挑戦の機会を探っていた。福永は年明け1月15日(土)に試合を迎える予定だったが、急きょ日本初の世界4階級制覇王者に挑戦するチャンスが巡ってきた。