3月19日(土)に、地元京都でリベンジマッチに挑む寺地拳四朗(30=BMB)。昨年9月に臨んだ9度目の世界王座防衛戦で、プロ初黒星を喫して、WBC(世界ボクシング評議会)世界ライトフライ級王座を矢吹正道(29=緑)に明け渡した。それまでは、具志堅用高氏が持つ日本人最多の世界王座「13回」連続防衛記録の更新に期待が寄せられていた。

　現役続行を決断した今の心境を淡々と語る姿は、類い稀な強いメンタルの持ち主であることを裏付けた。