WBA(世界ボクシング協会)は11日、スーパーライト級のスーパーチャンピオンのジョシュ・テイラー(31=英国)と、指名挑戦者でWBA1位のアルベルト・プエロ(27=ドミニカ共和国)の、「Purse bid」と呼ばれる両選手のファイトマネーの合計額を決める入札を、米国東部時間の4月22日(金)午前10時から、オンラインサービス「zoom」を使って行うことを発表した。

　WBAは当初、3月8日から30日間の交渉期間を設けていたが、両陣営は合意に至らなかったため、入札が行われる。落札額の55%が、テイラーのファイトマネーで、45%がプエロの取り分となる。最低応札額は20万米ドル(約2,500万円)。

　現在テイラーは、主要4団体の統一世界王者に君臨しているので、この入札は、関係者の注目を集めている。

■主要4団体とは
・WBA(世界ボクシング協会)
・WBC(世界ボクシング評議会)
・IBF(国際ボクシング連盟)
・WBO(世界ボクシング機構)