注目:長谷川穂積再起戦にして、WBC世界フェザー級王座決定戦。階級を2階級あげ、フェザー級で2階級制覇を目指す。王座を争うファン・カルロス・ブルゴスは25戦25勝(18KO)無敗をマーク。WBCアメリカサスコンチネンタル・WBCカリブと地域タイトルを奪取し、確実に世界への階段を登ってきた実力者。長谷川が階級の壁を乗り越え、フェザー級でもスピードと切れを維持し、世界王座を亡き母に捧げることが出来るのか。それともフェザー級を主戦場として来たブルゴスが、パワーと破壊力で長谷川の夢を打ち砕き世界初戴冠とするのか。

注目:粟生隆寛が2階級制覇を懸けWBC世界スーパーフェザー級王者ビタリ・タイベルトに挑む。粟生はスーパーフェザー級に階級を上げ2戦を戦い、2勝(1KO)と段階を踏んでの世界挑戦。サウスポーから繰り出される左ストレート・右フックでタイベルトから王座奪い取ることが出来るのか。迎え打つタイベルトはここまでヨーロッパの地域タイトル・WBCインタータイトルを獲得。今年5月、WBC世界スーパーフェザー級王座決定戦で初の世界戴冠を成し遂げ、今回が初防衛戦となる。20勝(6KO)1敗とタイベルトはKOこそ少ないが、10R・12Rをフルに戦った経験が豊富な実力者。タイベルトが自慢のスタミナで粟生を押さえ込むのか。