注目:"Goldn Boy東都初見参!"日本人最速のデビュー7戦目で、WBC世界ミニマム級王座を奪取した井岡の初防衛戦。挑戦者エルナンデスはNABF同級王者として6度の防衛に成功しているメキシコ軽量級期待の新鋭。19戦18勝(13KO)1敗とミニマム級では破格のKO率を誇り、174cmの長身から繰り出す連打と、出入りの速いボクシングを展開。06年3月に喫した唯一の黒星から、約5年5ヶ月の間、負け知らずで日本に乗り込む。王者・井岡は、初のメキシカンとの対戦であり、身長差とメキシカン特有のリズムをどう攻略するのかに注目したい。エルナンデスのリーチを掻い潜り、世界を奪取した井岡の"左ボディ"が突き刺さるのか。今回の初防衛戦、井岡がこれから目指す世界複数階級制覇を占う上で、重要な一戦となる。