注目:昨年12月に番狂わせの判定負けで世界王座を失ったチャーロの再起戦。当初、相手はタイトルを奪ったトニー・ハリソンとのダイレクトリマッチだったが、ハリソンの足首の怪我により試合はキャンセルに。そして代役で抜擢されたのが31戦28勝(25KO)3敗の強打者ホルヘ・コタ。フットワークとコンビネーションに長けるチャーロに対して、スイッチを多様するコタは、ペースを乱し自慢の強打を打ち込みたいところだ。この試合をクリアすれば9月に改めて予定されるハリソンとのリベンジマッチが控えるだけに、チャーロは取りこぼしのできない一戦となった。

注目:リゴンドーがPBCの契約第2戦目で迎えるのは、過去に2度の世界挑戦経験を持つセハ。今年5月に38歳を迎えるも未だに技術は冴え渡るリゴンドー、サウスポースタイルからジワジワと追いつめてるスタイルは健在だ。セハは上下のコンビネーションにアッパーを織り交ぜたメキシカンらしい攻撃で活路を見出したい。