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WBA世界Lヘビー級暫定タイトルマッチ
2019年8月3日(土) 18:00開始
会場:米国ニューヨーク
日本時間: 8月4日(日)7:00
VS

注目:ライトヘビー級暫定王座初防衛戦を迎えるブラウン。今年1月にパドゥ・ジャック(米国)と空位の暫定王座を争い、判定勝利で世界初戴冠した。23戦全勝(16KO)をキープする28歳のブラウンに対するのは、36歳の元世界王者パスカル。昨年11月に同級正規王者のドミトリー・ビボル(ロシア)に挑むも大差判定負け。ここ数年は勝ち負けを繰り返す中、再起戦でまたも世界戦となった。試合はサウスポーのブラウンが足を使いコントロールする展開となるだろう。衰えとともに打たれ脆さがみえてきたパスカルは、なんとか乱打戦に持ち込みたい。
VS

注目:メインイベントとなるヘビー級新旧対決。19戦全勝(15KO)のコウナッキーはPBCのもとで順調にキャリアを進めてきた。昨年9月のテストマッチ、元世界王者チャールズ・マーティン(米国)戦を判定勝ちでクリア。今度は3度の世界挑戦のキャリアを持つアレオーラが相手となった。16年7月のデオンタイ・ワイルダー(米国)へのWBC同級タイトル挑戦は8回終了TKO負けとなったアレオーラ。しかし、その後2連勝で今回のサバイバル戦に挑む。統一王者アンディ・ルイス(米国)を思わせる樽形体系のコウナッキーはのっそりとプレッシャーをかけ、手数豊富な連打でKO勝利を重ねてきた。アレオーラにはルイスと同じ元祖メキシコ系アメリカンとして奮闘に期待したい。
VS

注目:元ウェルター級3冠王者ベルトの再起第2戦。相手は19戦18勝(12KO)1敗のクルス。昨年8月の元世界王者デボン・アレキサンダー(米国)とのサバイバル戦は、ダウンを挽回する判定勝利で再起に成功した。一方のクルスは昨年4月にホセシート・ロペス(米国)に敗れるまで17連勝。今年1月に2回TKO勝利で復活しベルトに挑む。フロリダでともに汗を流したこともある二人。ベルトの身長169cmに対して180cmのクルスはリーチも14cm上回る。重厚なアタックを仕掛けるベルトを、クルスとしては距離を保ち迎え撃ちたいところだ。

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