注目:OPBFバンタム級王者の栗原が世界上位ランカーと激突。国内トップクラスのパンチの切れ味を持つ栗原は、今年5月の初防衛戦で世界挑戦経験のある、ワルリト・パレナス(比/森岡)に初回KO勝ちし、存在感をアピールした。今回はノンタイトル戦となるが、世界ランカーを下しランキングアップを狙う。IBFパンパシフィック同級王者のポンピタックは、これまで3度の来日があるが、勝ち星はなし。しかし、今年5月の元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載(角海老宝石)との対戦ではダウンを奪うなど善戦した。5連勝中の栗原は、うち4試合を3ラウンド以内で終わらせており、序盤で強打が爆発する可能性もある。

注目:今年7月の日本王座挑戦以来の再起戦となる池田と、昨年の新人王ライト級西軍代表の石脇の対戦。両者とも好戦的で決定力があるタイプなので、一瞬の隙をついた方が一気に勝負を決める展開も考えられる。

注目:前戦、世界ランクを失った近藤の再起戦。現在はランキングを持っていないが、ここを皮切りにまずは世界ランカー復活を目指したい。日本5位の柳は引き分けを挟んで5連勝中。前戦は元王者の麻生興一(三迫)との打撃戦を制し波に乗っている。