見どころ:着実に防衛テープを伸ばしている内藤のV4戦。前戦は、アウェーの韓国でダウンを奪う快勝で防衛に成功。海外で価値のある勝利を挙げた。持ち前のスピードを活かしたディフェンス力に積極性が加わり、スーパーライト級で存在感を示している。挑戦者の今野は、元WBAアジア・スーパーライト級王者。昨年3月に敵地・中国上海でバイシャンボ・ナスイウラ(中国)に逆転TKO勝ちでタイトルを獲得した。好戦的な右ボクサーファイターで、フィジカルも気持ちも強い。知名度のある内藤を撃破しようと目の色を変えてアタックするだろう。約4年5ヶ月ぶりのサウスポーとの対戦となる。今野がプレスをかけて内藤が足を使って距離を取るというのが基本線だが、果たして違う展開もあるのか!?

見どころ:24歳同士の若手サバイバル対決。木村は、昨年12月OPBF王者の三代大訓(ワタナベ)に挑戦。敗れはしたが最後まで王者に肉薄し評価を上げた。強弱をつけたジャブから繰り出されるコンビネーションは多彩で、ユース王座戦を含めタイトルマッチを3度経験しているキャリアは大きな武器だ。沖縄期待の仲里は、ツボにハマった時の爆発力が魅力だ。今年2月の試合ではキレ味鋭いパンチでキャンバスに沈めた。スリリングな打ち合いが楽しめそうだ。

※矢代選手が棄権のため中止

見どころ:豊富なアマチュアキャリアを経てプロに転向した両者がプロのリングでユース王座をかけて激突する。王者の高山は、サウスポースタイルから繰り出される基本に忠実なタイプで思い切りのよい左ストレートが魅力だ。勝負を決めにいく嗅覚にも優れている。対する矢代もサウスポーでここまで2戦2勝(2KO)。3戦目でユース王座に挑む。し烈なペース争いを抜け出すのは!?