見どころ:世界ランキングにも名を連ねる加納の初防衛戦。加納は昨年11月に平井亮輝(千里馬神戸)と一進一退の攻防の末、奪還した。スピードを活かしたリズム感のある攻撃が魅力のサウスポーで豊富なスタミナも実証済みだ。一方、2016年3月に日本王座に挑んで以来、約5年3ヶ月ぶりにタイトルマッチに出場する栄は、パワー、スピード、テクニックが揃った万能型でジャブから多彩なコンビネーションで相手を仕留めていく。折尾ジム初の王者になるべく福岡からベルトを奪いにいく。接戦が予想される。ジャッジにどれだけ攻勢をアピールできるかが勝敗のカギを握る。

見どころ:キャリア22年目を迎える野中の2度目の防衛戦。野中は2019年9月にヤン・ヒョンミン(韓国)に競り勝ち初防衛に成功した。豊富なスタミナと巧みな試合運びでポイントをピックアップするテクニシャンで培ってきた大きな経験が武器だ。2度目のタイトル挑戦の越川は、ジム移籍初戦で大きなチャンスが巡ってきた。2019年11月に松永宏信(横浜光)に挑戦したが4回TKO負けを喫した。バランスの取れた好戦的な右ボクサーファイターだ。1階級上げたことがプラスに働くのか!?

※見村棄権 試合中止

見どころ:4連勝中の松岡はジャブを軸とした出入りのボクシングを得意とするサウスポー。タイトル挑戦に弾みをつけるためにも落とせない一戦だ。3度目のランカー挑戦の見村は、長いリーチを活かしたスタイリッシュな右アウトボクサー。あと一歩のところでランキング入りを逃しているだけに今度はの思いが強いはずだ。