見どころ:日本ミドル級王者の国本は、昨年12月に日本王座初防衛に成功。重厚なプレスから左を軸に組み立て勝ち切った。打たれ強さもスタミナもアップし、着実に成長を遂げている。これまで一度もKO負けのないキムを倒し切り、アジア王座にも目を向けていきたいところだ。

見どころ:日本7位のデカナルドは、昨年12月に日本ユース王者の英洸貴(カシミ)と引き分け。前戦はディフェンス技術が向上し、一皮剥けそうな印象。年内のタイトル挑戦に向けて負けられない一戦だ。ランカー初挑戦の坂本は、打ち終わりにパンチを合わせるのが上手い技巧派。相手の長所を消してジャッジに攻勢をアピールしたい。

見どころ:六島ジム期待のホープ井上が3戦目でOPBFランカーと対戦する。多彩な左と独特なリズムを活かした攻撃が魅力だ。シルベストレは、2018年7月に小西伶弥(真正→SUNRISE→引退)とWBO-AP王座を争い12回KO負けを喫している。井上の組み立てに注目。