スマホカーナビを安全に使う方法
道路交通法では、運転中のスマートフォンの操作、通話、画面への注視が禁止されています。違反した場合、最も重い罰則では、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金(令和元年12月1日施行)が課せられます。NAVITIMEドライブサポーターは、スマホカーナビアプリとしていくつかの安全運転支援に取り組んでいます。皆様の安全運転にお役立てください。
お使いの端末はアプリに対応しておりません。
1.デモモードで道を事前確認
デモモードは検索したルート上のデモ走行ができる機能です。デモ走行中は実際のナビゲーション音声・ガイド情報が流れます。 事前にデモモードでルートを確認することで、運転の不安を軽減します。※検索時の道路状況によってルート検索結果が異なる場合があります。 初めての道、合流の多い道、交通量の多い道、安全に運転できるか不安を抱いたときには是非デモモードを活用し、安全安心なドライブをお楽しみください。
★利用方法
操作は簡単で、検索結果画面からデモモードのボタンをタップするだけで起動完了です。以降は、自車位置のアイコンが自動で移動します。
デモモード中は実際のナビゲーション音声・ガイド情報が流れます。 ドライブサポーターでは再生速度の変更・シークバーでの移動により、ルート中の気になる地点での案内を見ることができます。
2.音声案内
スピードが出やすい場所(オービス設置地点)や事故多発地域、速度制限など、安全運転・事故防止のための情報を音声で案内します。
- ・オービス設置地点
- ・渋滞規制
- ・最高速度表示
- ・天候
- ・冠水注意地点
- ・踏切
- ・事故多発地点
- ・逆走注意
また、交差点案内・レーン案内も搭載。きめ細やかな音声ナビで、地図への注視を軽減します。
※地図やルートをよく確認する必要があるときは、必ず安全な場所へ停車しておこなってください。画面の注視は数秒であっても大変危険です。
2秒で進む距離は、約33m(時速60km)
一般道の法定速度60km/hで走行していた場合に、2秒目を離した際に進む距離は約33mです。急ブレーキで車が停車するには約44m必要と言われています。 2秒目を離してから急ブレーキを踏んだら、すでに約77mも進んでいることになります。 急な障害物や歩行者の飛び出しにも対応できないのはもちろん、適切な車間距離をとっていても、前の車が速度を落としたり急停止した場合に事故を起こしてしまう可能性があります。
3.安全運転支援【画面ロック機能】
運転中に不必要な操作は画面ロックします。対象となるのは、走行中地点検索 /ルートの設定 /デモード /道路交通情報 /お知らせなど走行中の操作に不必要で注視が必要な機能を制限対象としています。
※同乗者は「私は運転者ではありません」ボタンをタップすることで、通常通りの操作をすることができます。
4.安全運転支援【ボイスコントロール】
目的地検索、地図操作、交通情報の表示などを音声操作することができます。音声で操作することで、運転中にハンドルから手を離さず、スマホへの注視を防ぎます。
★利用方法
事前に「設定>アプリ>ボイスコントロール」にチェックを入れれば設定完了です。
使用例1)声だけで起動
「ナビタイム」か「ボイスコントロール」と話しかけると起動するので手を使わずにナビの操作が可能になります。
使用例2)地点の検索
駐車場やガソリンスタンドを音声で検索でき、話すだけで目的地の変更、案内を開始できます。(発話例:「駐車場を検索」「ガソリンスタンドを検索」「東京タワー」など)
使用例3)時間・距離などの情報
目的地までの距離や時間、現在時刻などを音声で案内。運転中でも画面を注視せずに走行状況を把握できます。(発話例:「あと何キロ?」「何時に着く?」「天気教えて」など)
5.安全運転支援【細かなルート設定】
運転に自信のない方には、細道を回避(大通り優先)し快適に運転できるルートがおススメです。 その他にも横付け検索(目的地に対して左側から侵入する経路を検索)など細やかな設定が可能です。あなた好みのルート条件を事前に登録しましょう。