雑学

給油にベストなタイミングって?

ガソリンは一日でも気温が低い時間帯、朝か夜に入れるのがよいのだそう。ガソリンは気化しやすく温度によって密度が変化する性質を持っています。温度が低いほうが密度が濃くなり、容積も小さくなるので、同じ1リットルでも多く入るのだとか。給油のタイミングを工夫するだけでガソリン代の節約になりますね。

給油口は右側左側?迷ったらこのマーク

レンタカーや人の車など初めて乗った車で給油するとき、給油口が右側か左側か迷ったことありませんか。給油口に停止したあと、見てみると逆側でもう一回ハンドルを切りなおす、なんてことも。そんな面倒くさいミスはココのマークを事前にチェックしておけば解決です。

ガソリンスタンド

ガソリンメーターのガソリンスタンドマーク横についている三角印の方向に給油口があります。(車種によって表記が異なったり、無いものもあります)

安全に給油するために気をつけたい5つのこと

セルフサービス式のガソリンスタンドは年々増加しています。ドライバー自身で給油を行うことはあたりまえになっていますが、ガソリンは爆発性の高い危険物なのでちょっとした不注意で引火する可能性も。安全装置が設けられているとはいえ、給油する際は十分注意する必要があります。

1.セルフ給油は専用設備を備えたスタンドで行う

セルフスタンドには入り口などに看板が設置してありますが、セルフ用ではない固定給油設備も一緒に設置されている場合があるので注意しましょう。

2.車の燃料の種類をしっかり確認する

自動車にはガソリン(レギュラー・ハイオク)、軽油など燃料に種類があります。誤って入れると、故障やエンストの原因となるので、事前にしっかり確認しましょう。

3.静電気の除去も忘れずに!

静電気の火花が気化したガソリンに引火する恐れがあります。静電気除去シートが設置されていれば、それに触れて体の静電気を逃がしましょう。なければ自動車の金属部分に触れて静電気を逃がします。

4.給油の手順は正しく正確に

給油は必ず一人で行います。複数で行うと他の人が帯電していた場合、引火の恐れがあることや、給油作業に集中できずガソリンが漏れる可能性があるためです。

給油ノズルはレギュラーガソリンは赤色、ハイオクガソリンは黄色、軽油は緑色と決まっています。給油ノズルを手に取り、確実に奥まで差し込んだ後、ノズルのレバーを最後まで引きます。自動的に給油が止まったらノズルを元に戻します。

5.火気厳禁!

給油の際、給油口から気化したガソリン蒸気がでています。タバコを吸ったり、ライターで火をつけることは絶対やめましょう。

地震でも倒れない?!ガソリンスタンド最強説

地震が起きたとき、ガソリンスタンドの高い天井の下は安全な緊急避難場所となります。
一見危険かと思われるガソリンスタンドですが、消防法による厳しい耐震基準をクリアしていなければ営業はできません。そのため一般建築よりも耐震性・耐火性が優れているのです。

地下に貯蔵されいるガソリンは分厚いタンクとコンクリートで覆われ、広めにとられた敷地の壁は防火壁、そして建物は鉄骨の平屋建てと、とても安全を考慮した構造になっているのです。このことからガソリンスタンドの多くは災害時避難支援場所に指定されています。

実際、阪神淡路大震災のような直下型地震でもガソリンスタンドが爆発、倒壊したという報告はなかったそうです。

しかし、あくまでも緊急避難所としてなので、地震が起きた際にとっさに逃げこむなど一時的な場合にかぎります。地震が収まったら自治体で指定された避難所に移動してください。

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