雑学
雪道のドライブ

雪道のドライブには特別な注意が必要です。あまり雪が降らない地域の方がウィンタースポーツや観光、急な積雪などで雪道を走ることもあると思います。そんな雪道初心者に向けた注意点をご紹介。

雪道の種類

1.ミラーバーン・アイスバーン

雪道の中で最も危険な状態

ミラーバーンは鏡のように表面がツルツルになった路面のことを言います。多くの車のタイヤで磨かれ、この状態が見られます。 アイスバーンは一度溶けた雪が再び凍り、表面が氷のようになった状態のこと。両方ともとてもすべりやすいのでスピードを落とし、慎重に運転しましょう。

2.シャーベット状の路面

想像以上に滑りやすい状態

雪が溶けかけてきてシャリシャリとしたシャーベット上になっている路面は見た目以上に滑りやすくて危険です。アイスバーン並に滑りやすいことを意識しましょう。

3.ブラックアイスバーン

隠れ凍結注意

路面が黒く見えたら濡れているのではなく凍っている可能性もあります。見た目ではっきりと区別は出来ません。日陰、夜間や朝方は特に注意が必要です。

4.積雪した路面(新雪)

路肩注意

雪が積もってから誰も走っていない雪道を走る場合は、路肩や吹き溜まりに注意が必要です。道路の境目がはっきりしない場合は慎重に運転しましょう。積雪がある地域では、路肩を示す棒が設置してあるのでそれを頼りに走行しましょう。

5.積雪した路面

慎重な運転を

積雪した雪が車で踏み固められた状態で通常の路面より滑りやすくなっています。安全な速度で慎重な運転を心がけましょう。

チェーン装着のタイミング

雪道を走行する際、スタッドレスタイヤを装備していなければチェーン装着は必須です。少しでも雪が降っていたら装着しょう。雪が積もっているということは滑る可能性が十分にあるということです。滑り止めがない状態では少しの距離であってもそのまま走行するのは大変危険です。

また、チェーンは購入したら必ず試しましょう。いきなり雪道でつけようとしてうまくいかず立ち往生することも。練習は必要です。

ただし、チェーンは雪のないところで走ると切れやすく、まだらに雪が積もっている状態では何度もつけたり外したりすることになります。

年に数回しか雪道を走らない人はスタッドレスタイヤが装着されている車をレンタルで利用する方もいるようです。状況にあわせて準備しましょう。

雪道のドライブテクニック

1.車間距離を十分とる

不測の事態に備え、先行車との距離はいつもより多くとるようにしましょう。

2.ブレーキ操作に用心

急ブレーキはスリップやスピンの元です。絶対にやめましょう。下り坂でのブレーキ操作は特に慎重に。坂の前で十分に減速し、フットブレーキを中心にエンジンブレーキも必要に応じて使います。

3.アクセルもゆっくり

アクセルペダルを急に踏み込むと空回りします。アクセルは徐々にふみ、ゆっくり発進するようにします。上り坂では出来る限り止らないようにしましょう。適度な速度で走ります。

4.曲がるときは、ブレーキ厳禁

曲がるときにブレーキ操作をすると滑りやすいです。急ハンドルは避けましょう。曲がる前までに十分減速し一定の速度で曲がります。

出かける前の確認

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