新幹線には、同じ列車名(ひかり、はやぶさ、など)でも違う車両形式(E5系、N700系、など)があります。車両形式によって、電車の設備に違いがあるのをご存知ですか。今回は、長旅やビジネスに役立つ車両形式の雑学をご紹介します。
書店などで発売されている電車の時刻表には、概ね車両形式の記載があります。また、みどりの窓口で購入の際に、係りの方に相談する方法も。
グリーン車全席と、普通車の窓側席・最前列・最後列にコンセントが設置されています。独自の車体傾斜システムの採用により、曲線区間における高速運転を実現。山陽・九州新幹線では、「和」のおもてなしを意識した車内が特徴で、普通車指定席は2列+2列の配置となっています。
・のぞみ ・みずほ ・ひかり ・さくら ・こだま ・つばめ
先頭席、後方席の壁かつ一部車両にコンセントが設置されています。座席のひじ掛けに木材、窓の日よけにすだれ、洗面所にイグサの縄のれんを使用するなど、「和」をコンセプトにしてデザインされています。
・つばめ ・さくら
グランクラス、グリーン車、普通車の窓側席・最前列・最後列にコンセントが設置されています。本革を使用したシート、専任のアテンダントによる軽食・ドリンクサービスなどが付いたグランクラスが特徴的。
・はやぶさ ・やまびこ ・はやて ・なすの
グリーン車全席と、普通車の窓側席・最前列・最後列にコンセントが設置されています。最高速度は時速320km。電動車イス対応の大型多目的トイレもあります。
・こまち・やまびこ・なすの
北陸新幹線金沢延伸に向けて開発された車両。全席コンセントを装備。また全洋式トイレに温水洗浄機能付きの便座が設置されています。北陸新幹線に乗るなら、E7系で!
・かがやき ・はくたか ・あさま ・つるぎ
ご覧のとおり、一部列車を除き窓側しかコンセントがついていないことが多い新幹線。そこでよく新幹線を利用される方は、電源タップを持参して、同じ列の方と共有するそうです。長く使用したいときや気兼ねなく使用したいときには検討してもよいかもしれません。
家族旅行に活躍しそうなのが、こども向け運転台つきの列車。じっと座るのが苦手なお子様におすすめです。
1997年から日本で初めて時速300kmの営業運転を実施した500系。現在は九州新幹線、新大阪-博多間の「こだま」として活躍中。車内には新幹線を運転している雰囲気を味わえるこども向けの運転台が。8両編成の8号車に設置されています。当日の運転状況等により、「お子様向け運転台」が設置されていない編成に変更になる場合もあるのでご注意を。
・こだま
防音壁に遮られることなく、2階席からの展望が楽しめる車両は、一回は乗ってみたい列車。
16両編成の場合の店員が1634名(高速車両としては世界最大級)となるオール2階建て車両。
・Maxとき ・Maxたにがわ