雑学

自転車のルール

image

2016年10月1日

子供から大人まで気軽に楽しめる自転車は、道路交通法上は軽車両として扱われます。2015年6月1日に施行された改正道路交通法により、ルール違反を繰り返すと講習の受講が義務化されました。今回は、いくつかの気をつけておきたい箇所についてまとめました。

→基本的なルールはこちらから確認


Q.自転車はどこを走るの?

A.原則は、車道の左側端です。(路側帯や自転車道、普通自転車専用通行帯は通行可能です。)特別な理由なく歩道は走れません。標識や標示により自転車の歩道通行を許可しているとき、13歳未満、70歳以上の方又は身体の不自由な方が自転車を運転するとき、事故や工事などで車道を走るのが困難な場合などのやむを得ないと認められるときには、歩道の通行が可能です。

image

Q.路側帯は内側を走行していいの?

A.1本線(路側帯)、1本線+破線(駐停車禁止路側帯)は、内側を通行できます。その場合でも歩行者の通行の妨げとなる場合は通れません。2本線(歩行者用路側帯)は、通行できません。外側(車道)を通行します。

image

Q.横断歩道の渡り方は?

A.横断歩道は歩行者がいる場合には、自転車に乗ったまま通行できません。降りてわたります。自転車横断帯がある場合には、走行できます。

image

Q.歩道で、追い抜かすために歩行者にベルを鳴らしていい?

A.理由なく自転車がベルを鳴らす行為は、道路交通法で禁止されています。歩道を走行する際には、徐行、かつ歩行者を優先することになっています。「追い抜かしたいから、横によけて」という意図でベルを鳴らすことは出来ません。

image

Q.2人乗りは禁止されてるけど、子供もダメ?

A.都道府県の道路交通規則やこどもの年齢によります。自転車は原則として2人乗りをしてはいけません。が、自転車用のチャイルドシートの使用、抱っこ紐などでしっかりとだっこ、おんぶしている場合はOKなど、子供2人までは許容されている場合があります。前後に2人乗車させ、もう一人をだっこするなどの子供3人の乗車は禁止されていることが多いようです。

image

Q.傘差し運転は、傘立てをつければOK?

A.片手運転となる、傘差し運転はNGですが、傘立てをとりつけて両手で運転すれば違反ではないのでしょうか?答えは、「都道府県によっては禁止されている。」です。お住まいの地域のルールを確認してみましょう。雨の日は、バスか雨がっぱの利用が無難です。

image

観光地のレンタサイクル利用

最近の観光地では、レンタサイクルが充実していることも多いです。自分たちの好きな時間で好きなように広範囲で移動できるので、とても便利。天気が良い日の観光では、活用を検討してみては。

image
マイページに追加