電車にまつわる都市伝説
都市伝説
生活の足として欠かせない電車について世間でまとこしやかに囁かれている都市伝説 をご紹介。本当か否かは・・ご自分でお確かめください。
社内アナウンスでたまに聞くあの言葉。実は、業界の人にしかわからない意味を含んでいることもあるそうです。 都市伝説説明文1 また、「線路内に人が~」と言うときと「線路内にお客様が~」との時でも意味が異なります。 都市伝説説明文2
国会議事堂前駅は地下38メートルに位置しており、大江戸線ができるまでは東京の地下鉄の中で最深の駅でした。

近くには、国会議事堂や首相官邸があることから、有事の際「国会議事堂前駅は核シェルターになる」という都市伝説があり、人気漫画『ゴルゴ13』にも描かれています。
それ以外にも「東京メトロ有楽町線は、有事の際軍事物資や国家VIPを搬送する軍用道路になる」「銀座の地下に巨大地下街がある」など、地下にまつわる都市伝説は多数!

それらの説の真偽はさておき、地下にまつわる都市伝説の原因の一つになっていた幻の列車についてご紹介します。
機密事項として、その存在すら公開されておらず、目撃情報を書くのもタブーとされていたミステリートレイン。それは日本銀行が所有していた、現金輸送車「国鉄マニ30形客車」です。
国鉄マニ30形客車
この車両では一度に数百億運ぶこともあり、荷物運搬時には扉周辺を天幕で多い、警備員・警察官が立ち会う厳重警戒のもの走行していました。 なんとこの車両、2003年までは現役で走行していました。車両前後には窓がない、見るからに秘密を背負っている不思議な車体。今では小樽交通記念館で、その珍しい車両を見ることができます。
最近、駅に増えてきたホームの端の青い照明。これには乗客に端だから気をつけてくださいと注意を促す役割と、自殺予防効果があると言われています。
青色照明は心を落ち着かせる効果があります。それを、自殺者が飛び降りることの多いホームの端に設置することで、心を落ち着かせ自殺を思いとどまらせています。

元々は、英国で麻薬の注射を減らして犯罪を減らすために青色の街路灯を使ったのが始まりだそうです。
人の気持ちを落ち着け、犯罪防止で一定の効果を上げている青い照明は、自殺防止にも役立つのではというところから始まったこの試みですが、設置後、列車に飛び込んで自殺を図った人の数が80%余り減少したという調査結果を、東京大学の研究グループが発表するくらい、効果を上げているそうです。

ちなみに、同じ自殺防止効果があると言われているのが駅に設置されている鏡。鏡で客観的に自分を見られると、冷静になれ思いとどまることができるそうです。
でもこの鏡、実は蒸気機関車時代からありました。蒸気機関車が吐き出す「すす」が車内に入ってきて、顔などに付着することがあったため、その汚れを洗い流すときに洗面台と鏡が必要になり駅に設置されたそうです。
時代とともに役割が変わっているんですね。
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