●「ダイジョーブタ」に聞いてみた
「ダイジョーブタ」は、ベストセラー作家・浅見帆帆子さんが描くキャラクター。本の挿し絵として活躍する小さなブタは、いつも浅見さんのそばにいる「守護神のような存在」だと彼女は言う。
2014年秋に新しい本を出版する際、浅見さんは表紙デザインに迷い、2パターンの内どちらがいいか、自分の守護神・ダイジョーブタに聞いてみる、いや必要な情報を教えてもらうことにした。
●「守護神」と「引き寄せの法則」
「守護神に聞いてみる」というのと、「自分に必要な情報を引き寄せる」というのでは、ずいぶんイメージが違う。しかし、それは結局は同じことを指している。世界のおおもとは宇宙であり、人...
ジャンル
人間関係
●「ダイジョーブタ」に聞いてみた
「ダイジョーブタ」は、ベストセラー作家・浅見帆帆子さんが描くキャラクター。本の挿し絵として活躍する小さなブタは、いつも浅見さんのそばにいる「守護神のような存在」だと彼女は言う。
2014年秋に新しい本を出版する際、浅見さんは表紙デザインに迷い、2パターンの内どちらがいいか、自分の守護神・ダイジョーブタに聞いてみる、いや必要な情報を教えてもらうことにした。
●「守護神」と「引き寄せの法則」
「守護神に聞いてみる」というのと、「自分に必要な情報を引き寄せる」というのでは、ずいぶんイメージが違う。しかし、それは結局は同じことを指している。世界のおおもとは宇宙であり、人も自分も宇宙につながるカケラのような存在であることだ。
そのように認識すれば、「聞いてみる」ことはスピリチュアルな行為とは限らない。さらに言えば、自分自身が主体性を持って進む方向性を宣言し、「よければ手を貸してください」と謙虚にお願いすることだ。
●「私にわかる方法で」答えをもらう
浅見さんは、表紙デザインの選択について「私がジャッジできるよう、私にわかる方法で教えてください」と、宇宙への宣言をした。ほどなく立ち寄った店で、一人の幼児が「黄色がいいよ」と声を出す。浅見さんの選択とはまったく関係なく、積木遊びの最中に黄色いブロックを欲しがる声だった。
それを自分の答えだと決めた浅見さんは、黄色の表紙を選択する。結果は上々、彼女の世界はさらに広がった。
●「感じる力」を求める神社ブーム
そんなふうに無関係の人の言葉や自然現象を借りて、必要な答えがやって来るのはよくあることだ。もっと感性の鋭敏になった人ならば、声など聞かなくても、ふっと自分でひらめくこともある。
見えないものを「感じる力」を求めて、ここ数年間、老若男女を問わぬブームになっているのが神社なのだろう。
●神社の浄化作用と若者世代
神社では、ふと誰かのことを思いだしたり、自分が無意識に我慢していたことに気づいたり、家に帰ったらあれをやろうなど、あらゆるレベルでの気づきが起こり、素直な感情が湧いてくる。人間の余計なものがそぎ落とされ、浄化作用が起きてピュアになるため、直感に従うことが楽になる場所と言える。
その面白さ・気持ちよさを知った若者世代がどんどん神社へ行き出している。そして、感じる力をどんどん取り戻している。神社をはさんで、好循環が起こっているのだ。
●「努力」とは「楽しさ」をキープすること
直感に素直に従う感覚は、いったんつかめば忘れない。ただ、それを遮断するものに、詰め込み過ぎの予定や仕事がある。目の前の仕事で頭がいっぱいになっていると、感じる力は当然鈍る。それを緩め、直感を冴えさせるためにこそ「リフレッシュ」の時間はある。
7日に1度の休みは、肉体を休めるだけではなく、やる気を磨き、ワクワク感を大切にするためにある。そのような「楽しい状態」を、自分で自分にキープすることを「努力」と呼ぶのだと、浅見さんは考えている。
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