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DATE/ 2020.01.15

「詩」に「志」を見出した曹操の革新性


●2つの『三国志』

 中国の三国時代を舞台にした歴史小説として、『三国志』は日本でも長く読み継がれ、今なお多くの人々の心を魅了しています。吉川栄治の『三国志』のみならず、現代でも北方謙三、宮城谷昌光など多くの作家が独自の三国志の世界を繰り広げてきました。

 もっとも私たちがよく目にする三国志は、三国を統一した西晋の時代の歴史家・陳寿の手による正史『三国志』とは異なる、いわば「もう一つの三国志」なのです。正史『三国志』は、西晋につながる魏国の正当性をうたうという役目を担った歴史書ですが、史実をもとにより人物像に焦点を当てた『三国志演義』がその後、明の時代に書かれ、後世の日本でもこの『三国志演義』をも...

ジャンル 時事/オピニオン
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