大掃除の季節がやってきました。年末の大掃除の由来は、「その年の厄を払う」という意味でおこなわれた煤払い(すすはらい)にあるといわれています。大掃除は家や家族構成によってやり方もさまざま。そこで、知っていると役に立つ情報を簡単にまとめてみました。
●大掃除で見逃しがちなポイント
大掃除というと、キッチン、玄関、バスルーム、寝室など部屋ごとに取り掛かる人が多いと思いますが、そうすると細かい部分を見落としがちになります。例えば、どの家庭にもあるゴミ箱。各部屋に専用のゴミ箱があるものですが、水回りは清潔さを保つことを意識している人も、意外とゴミ箱自体を掃除することは忘れがち。大掃除の機会に家具用洗剤な...
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大掃除の季節がやってきました。年末の大掃除の由来は、「その年の厄を払う」という意味でおこなわれた煤払い(すすはらい)にあるといわれています。大掃除は家や家族構成によってやり方もさまざま。そこで、知っていると役に立つ情報を簡単にまとめてみました。
●大掃除で見逃しがちなポイント
大掃除というと、キッチン、玄関、バスルーム、寝室など部屋ごとに取り掛かる人が多いと思いますが、そうすると細かい部分を見落としがちになります。例えば、どの家庭にもあるゴミ箱。各部屋に専用のゴミ箱があるものですが、水回りは清潔さを保つことを意識している人も、意外とゴミ箱自体を掃除することは忘れがち。大掃除の機会に家具用洗剤などを使って内側も外側もピカピカにしましょう。
もうひとつは天井。ついつい視界に入る部分ばかりをせっせと掃除してしまい、見逃しがちです。せっかく家中を掃除してきれいにしたとしても、もし来客に天井の隅にホコリを見つけられては台無し。面倒に思える天井の掃除には、ペーパーモップを使うと簡単なのでパパッとやってしまいましょう。
●大掃除は計画的に効率よく進めよう
大掃除は、1日で集中してやるという人も多いですが、場所ごとに日にちを変えて計画的に行うとより楽になります。例えば、窓やベランダ、庭などの屋外の掃除は、天気がよく気温が高めの日がオススメ。寒日に凍えながら行うよりも気分的にずっと楽でしょう。
また、正月に人を招く家庭も多いと思います。そういう場合は、その直前に玄関、リビング、トイレ、洗面所などのお客さんの目に触れる場所を集中的に行いましょう。チェックリストを作ってスケジュールと照らし合わせながら進めると、より効率的に進められるのでこちらもオススメです。
●プロにお任せするのもアリ
最近ではハウスクリーニングのプロにお任せするという人も増えてきました。「掃除にお金をかけるなんて贅沢」と思われる人もいるかもしれませんが、最近は高齢化に加え、働く女性が多くなったことから需要が高まり、ハウスクリーニング業界は拡大しているといいます。「年末の大掃除はプロに頼む」というケースも珍しくなくなったということでしょう。
「部屋の乱れは心の乱れ」ともいわれます。普段は掃除が苦手という人も、ぜひ積極的に掃除をし、清潔な家で気分を一新して、新たな年を迎えましょう。
<参考サイト>
・NPO法人日本ハウスクリーニング協会「ハウスクリーニング業界の状況」
http://www.jhca.or.jp/gyoukai/service-sangyo/sangyo02.html
・大掃除のコツ~やり方・手順を教えます~
http://o-souji.com/
・NIKKEI STYLE「大掃除ですぐ役立つ この技 何でもランキング」
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO20109210X11C10A2W01000/
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