こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は三重県伊勢市にある「伊勢神宮/外宮(げくう)」を訪れます。
伊勢神宮には天照大御神（あまてらすおおみかみ）を祀る皇大神宮（こうたいじんぐう）と、衣食住の守り神である豊受大御神（とようけのおおかみ）を祀る豊受大神宮（とようけだいじんぐう）、の二つの正宮があり、一般的には皇大神宮は内宮（ないくう）、豊受大神宮は外宮（げくう）と呼ばれます。
伊勢神宮は内宮と外宮が離れているため、まず外宮を参拝してから内宮に参拝するのが正しいとされているそうです。そのため、まずは外宮から・・。
ちなみに外宮は左側通行だそうです。
内宮と違って、外宮のほうはわりと人も少なめで、方々に涼やかな氣が流れていました。
歩きやすくて静かでよかったです。
こちらは「三ツ石(みついし)」と呼ばれる古殿地の南側にある三個の石を重ねた石積みです。
正式名称は「川原祓所（かわらのはらいしょ）」といい、いわゆる祓所です。
式年遷宮の時、お祓いをする場所だそうで、パワースポットとして有名です。
だけど、祭典に用いる、とても神聖な場所なので、手をかざしたりしてはいけないとのことです。
あたりにはとても神聖な空気が満ちています。
この場所を歩かせていただくだけで、ありがたい気持ちになりますね。
豊受大神宮は、衣食住や、産業の守護神である豊受大御神をお祀りしています。生活には欠かせない、とても大切な神様ですね。
正宮の豊受大神宮とは別に、別宮「多賀宮(たかのみや)」「土宮(つちのみや)」「月夜見宮(つきよみのみこと)」「風宮(かぜのみや)」があります。
多賀宮は御祭神が「豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)」で、神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂(にぎみたま)」、荒々しい御魂の働きを「荒御魂(あらみたま)」と言うそうです。正宮が表の顔の魂ならば、こちら多賀宮は裏の顔の魂ということでしょうか。
外宮に所属する四別宮のうち、第一の位で、他の宮よりも大きいつくりとなっています。
土宮は御祭神が「大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)」で、古くは「山田原(やまだのはら)」 の鎮守の神でした。外宮の鎮座以後は、この地域の地主神として、また、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格していきました。
月夜見宮は御祭神が「月夜見尊(つきよみのみこと)」と「月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)」です。内宮別宮 月読宮のご祭神と同じで、天照大御神のご兄弟の神様ですね。
そして、風宮は御祭神が風雨を司る「級長津彦命(しなつひこのみこと)」「級長戸辺命(しなとべのみこと)」です。農業には大切な雨、こちらの風宮は一番空気感が良かったです。
全体的に外宮は、時間がゆったりと流れている感じでした。
伊勢神宮を訪れる際には、ぜひ外宮も一緒に巡ってみてくださいね。
次回は「伊勢神宮/内宮」です。
お楽しみに。
