2017年も年末を迎えました。10月10日に木星が天秤座から蠍座へ、12月20日には、土星が射手座から山羊座へ移動しています。蠍座は、「生と死」「復活」。山羊座は「時間」と「伝統」の象徴です。
そこで今回は、２つの星座の象徴から、古来、エジプトで大切にされ、国花として愛されている「ロータス（エジプトスイレン）」を使ったおまじないをご紹介します。新たな一年の訪れのために、今年叶えられなかった願いの実現に祈りを込めて、自分自身の中にも新たなパワーをみなぎらせましょう。
２つの大きな星が新たな星座で迎える2018年を、より素敵な一年にしてくださいね！
＜スイレンの意味＞
スイレンは初夏から夏にかけて咲く花ですが、ナイル川のエジプトスイレンは一年を通じて咲いているそうです。泥土の中から茎を伸ばして花を咲かせるロータスは、古代エジプトの人々にとって、地から昇る太陽のように見えたのかもしれませんね。ロータスの花は、日中開花して、太陽が沈むと閉じ、再び太陽が昇ると開花することを、３度繰り返すそうです。ロータスは、「再生」と「復活」を象徴する太陽のシンボルとして、神々や死者に捧げられてきました。
スイレンのパワーを得て、あきらめかけていた願いを叶えましょう！
＜スイレンのおなじない＞
３日間開花を繰り返すスイレンのように、３日かけて行います。行うタイミングは、太陽が昇っている時間帯（日の出から日の入りまで）であればいつでも構いません。
おまじないは３日連続で行うのがベストです。どうしても時間が取れない場合は、次に行うまでスイレンの絵や写真など、スイレングッズを部屋に飾るようにしましょう。
それから、火を扱いますので、火の後始末とやけどに注意してくださいね。
※おまじないを始める前日までに、必要なものをそろえておきましょう。
用意するもの
・フローティングキャンドル…小さめのものを願い事の数、またはその３倍の数
・フローティングキャンドルを浮かべる容器（キャンドルがすべて浮かべられるもの）
・点火用の火
・必要であれば、スイレングッズ
フローティングキャンドルは願い事と同じ数を用意しますが、願い事があまりに多すぎると祈りが分散してしまうので、最大でも３つまでに厳選するのがベターです。どうしてもそれ以上になるという時は、願い事を３つずつ分けて、１グループのおまじないを終えたあとに別の願い事グループでおまじないをするようにしましょう。
また、フローティングキャンドルは１つを３日とも使っても構いませんが、燃え残りになると芯が埋まって着火しにくいことがあります。願い事の数×３を用意するのは、着火できないときのためです。
そして、願い事は「○○したい」「○○がほしい」「○○になりたい」という"希望"の表現ではなく、「○○する」「○○を手に入れるorつくる」「○○になる」という、"断定"の表現にしてください。その方が一層効果が高くなるはずです。
では、おまじないを始めましょう！
①ナイル川をつくる
フローティングキャンドルの容器に新しい水（水道水）を入れたら、その前に座って目を閉じ、水がナイル川につながっているとイメージしましょう。
②願い事をフローティングキャンドルに吹き込む
１つのフローティングキャンドルを両手で包み、願い事を３回、声に出してとなえます。終わったら次の願い事も３回ずつ、願い事が３つあるならそれについても３回ずつとなえてください。
③フローティングキャンドルを浮かべる
フローティングキャンドルを１つずつ、改めて願い事を思い浮かべながら、ナイル川に見立てた容器に浮かべます。
④フローティングキャンドルをロータスとして開花させる
フローティングキャンドルの１つ１つに着火します。すべてに火を灯したら、願い事を叶えるための力がみなぎることを信じて、「○○するロータス」「○○になるロータス」などと、それぞれの願いを込めたフローティングキャンドルに呼び掛けましょう。
⑤ロータスを閉じる
ロータスを３分以上燃やします。３日分の数を用意してあるなら、燃え尽きるまで燃やし切っても構いません。３日間同じキャンドルを使うつもりなら、使いさしはそのまま取っておき、翌日のロータスとして使います。
ナイル川に見立てた容器の水もいったん流して、空にしておきましょう。
そして、翌日も①～⑤を同様に行います。
⑥ロータスのおまじない最終日
３日目も①から始めてロータスを咲かせたら、いよいよ最終段階です。咲き終わったロータス（フローティングキャンドルの燃え残り）をまとめてナイルの水に沈めたら、浮かんだところで取り出して、「ロータスの力、我に宿る」と３回唱えましょう。
おまじないは以上です。使い終わったフローティングキャンドルは、普通に処分してください。
2017年に達成できなかった願い事が、2018年で成就されますように！ 良いお年をお迎えください。
