恋愛と結婚の賞味期限はどの位?

久野 浩司
久野 浩司

恋愛の賞味期限って一体どの位なのでしょうか?!

もし賞味期限があったとしても2人の恋愛の絶頂期にそのまま結婚できたら、それは人生の中の最高な瞬間ですね!
ニューヨーク大学の恋愛メカニズムを研究しているチームによれば、恋愛にも賞味期限があるとのことです。いわゆる世間でいう付き合い始めのラブラブな恋愛感情はあえてずっと続かないように、人間のメカニズムの中で一定の時間とともに徐々にほとぼりが冷めるように調節してくれるそうです。

その研究チームによれば恋愛の賞味期限は12~18ヶ月という結論でした。

「たったそれだけの期間なの?!」なんて驚く人もいると思いますが、それが恋愛の現実だったりします。いわゆる恋は盲目ではないですが、恋愛の初期段階の勢いだけで結婚して、いざ生活が始まってから相手との不一致に気付いて早々に離婚してしまうカップルもたくさんいるのもうなずけます。

しかもこの1年半の期間とは毎日一緒にいる夫婦や同棲状態の2人なので、単なる週1回程度のデートだけで付き合っているカップルであれば、もっと時間的には持続していく人もたくさんいると思います。

その後、仲良く付き合って気持ちが安定した「ラブラブな恋愛」状態を続けていくと、次は「愛情」や「愛着」という、もう1つ先のステージへと2人の心情が変化していくそうです。つまり2人の信頼関係がより強固になってくるということでしょう。これは今までにも長く1人の人と付き合った経験がある人や、すでに安定した結婚生活を送っている人は理解できる感情だと思います。
 

はたして結婚の賞味期限、離婚のピークは何年後?!

さらに結婚の賞味期限はどうでしょうか? 実際に結婚後何年目で離婚の危機が訪れるのか世界58地域のデータをチェックしてみたところ、ちょっと夢がなくなりますが実は離婚は1年目など早い時期ほど確率も大きく、わずか4年で離婚率のピークを迎えています。

この4年という数字は生物学的に見れば、本当の意味での赤ちゃんから幼児への子育ての期間が終了する時期ということです。つまり子どもも赤ちゃんの時のように母親が四六時中べったりいなくても徐々に自立していく時期なのです。つまり母親も子どもを預けて自分が働きに出て行くことが可能になる時期であり、イコール「特別なパートナーである父親」がいなくても、やっていけると思える時期の1つの目安であるという仮説が考えられています。

>好きという思いが強すぎて賞味期限が縮まってしまう落とし穴とは?

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