コメダだけじゃない!人気の名古屋喫茶チェーン

大竹 敏之
大竹 敏之

モーニングにおつまみ、テーブルサービス
全国で注目を集める“名古屋流喫茶”

コメダ

コメダの躍進でモーニングも今や全国区の喫茶用語に

“名古屋の喫茶店=コメダ(珈琲店)”と連想する人も多いでしょうが、喫茶店王国・名古屋には他にも魅力的な地元発の喫茶チェーンが数々あります。モーニングに長居しやすい空間など、どっぷりハマれるご当地喫茶チェーンを紹介します。

基礎知識としてまずは“名古屋流喫茶チェーン”の特色を簡単に説明します。

(1)  モーニングサービス(コーヒーなどドリンク代だけでトーストが無料でつく)
(2)  おつまみ(コーヒーなどドリンクにピーナッツなどが無料でつく)
(3) 新聞・雑誌が豊富
(4)  コーヒーチケットがある
(5)  セルフサービスではなくテーブルサービスを採用

この中でお客にとって重要なのは(1)(2)ですが、飲食業界にインパクトを与えたのは(5)です。コメダが全国進出するまでは、100店舗以上の喫茶・カフェチェーンはすべてセルフサービス式でした。従業員がテーブルで注文を取り、メニューを運んで来てくれるテーブルサービス式で本格的に多店舗化している喫茶・カフェは全国にはほとんどありませんでした。

しかし、実は名古屋ではコメダが全国で注目を集める以前から、このようなスタイルでチェーン展開に成功している喫茶店がいくつもあったのです。

コメダ珈琲店関連記事はこちらを
□「ザ・名古屋喫茶 コメダ珈琲店の愛される理由」
□「コメダ珈琲店の新メニューの実力チェック」


名物はエビフライサンドとアイスコーヒー
名古屋随一の老舗チェーン「コンパル」

名古屋の喫茶店の中で最も早く多店舗化に成功したのが「コンパル」です。
コンパル

エビフライサンド890円(曜日によって740円になるウイークデーサービスあり)、熱いコーヒーと氷入りグラスが出てくるアイスコーヒー400円(当記事の写真はガイド・大竹の著書『続・名古屋の喫茶店』より)


コンパル

栄、名駅の地下街にも出店。サンドイッチはテイクアウトもできる

創業は戦後間もない昭和22年。その後、昭和30~40年代にかけて地下街の開通に合わせて姉妹店を出店。名古屋の復興・発展と足並みをそろえた歩みにより、名古屋の喫茶店ファンの心をつかんできました。現在9店舗と軒数は決して多くありませんが、オールドファンの中には“コメダよりもコンパルこそが名古屋喫茶”と厚く支持する人も少なくありません。

上に挙げた名古屋流喫茶店の特徴のうち(1)と(2)にはあてはまらないのですが、昔ながらの雰囲気の魅力もあり、堂々名古屋喫茶の代表の貫禄を誇っています。名古屋駅、栄という繁華街の地下街や大須など、店舗の大半は都心部にあるので、遠方から来た人でも立ち寄りやすいのもメリットです。

コンパルの詳細については過去記事のこちらをご覧ください。
□ 「“昭和系・名古屋喫茶”コンパル徹底ガイド」
□ コンパルHP

魅惑のパン・サンドメニュー
古くて新しい人気チェーン「支留比亜珈琲」

このところチェーン展開を本格化しているのが「支留比亜(しるびあ)珈琲」。郊外に大型店を次々と出店し、ファンを獲得しています。

支留比亜

郊外に積極的に進出。写真は名古屋市緑区の「なるぱーく店」

支留比亜珈琲は昭和47年創業。コメダ珈琲店(昭和43年創業)とほぼ同じ歴史を持つ、名古屋の老舗喫茶です。長い間、のれん分けの店舗を主に住宅街に出店してきたため、地元でもさほど知名度は高くなかったのですが、10年ほど前から大型店を積極的に出店するように。今春(2014年4月)にはついに東京にも進出。一躍“ポスト・コメダ”一番手とも言うべき存在に躍り出てきました。

一番の魅力はパン・サンドイッチメニュー。シンプルなコールスローサンドや、肉厚のトンカツをはさんだボリューム満点のカツサンド、そしてオンリーワンのカルボトーストなど、魅力的なメニューが揃っています。
支留比亜

コールスローサンド550円、三元豚のカツサンド620円、カルボトースト600円、モーニングサービス(コーヒー380円)

新しい郊外の店舗は空間も広々。ふかふかソファも快適で、居心地のよさについつい長居をしてしまうのも、名古屋喫茶ならではです。

□「名古屋限定喫茶チェーン・支留比亜」
□支留比亜珈琲HP

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