「家族会議」で親の介護不安を解消する!

平野 泰嗣
平野 泰嗣

親の老いを感じる瞬間……

いつまでも元気に暮らしてほしいけれど、老いには逆らえない

いつまでも元気に暮らしてほしいけれど、老いには逆らえない

お盆に実家に帰省したという人も多いのではないでしょうか。実家に帰り久しぶりに親に会うと、「今まで元気だと思っていたけれども、なんだか最近、年を取ったな……」と、ふと親の老いを感じた人もいらっしゃるのではないかと思います。

今まできれいに片付いていた家が少し散らかっていたり、料理の支度をしている時の動きが少し緩慢であったり、何か行動するたびに「よっこらしょ」という掛け声を漏らしたりと、気にしだしたらキリがありません。そんな様子を見ると、「親のこと、そろそろ考えてあげないとなぁ……」と考えるようになるかもしれません。

親の介護不安の原因は? 親とのコミュニケーション不足?

30代・40代からのライフプランに関する相談の中で、親の介護について不安を感じていらっしゃる方は多いです。特に「親の介護費用は、どのくらい見積もった方が良いのか」という質問をいただきます。私の方から、「どのような介護、あるいは親のサポートをしたいですか?」と聞くと、具体的なイメージを持っていない方がほとんどです。また、「親に、どのようにして欲しいが聞いてみたことはありますか?」と伺うと、「まだ、具体的に話したことはない」と答える方がほとんどです。

具体的なイメージが湧かなかったり、親と将来の介護に関する話し合いをしていなかったりする人ほど、親の介護に関する不安を強く持つ傾向があると感じています。

>>親と老後・介護について、どうコミュニケーションをとる?

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