カラオケで高得点を狙うための4か条
アップテンポ曲よりもバラード曲を選ぶこと
採点機能は、「音程」や「抑揚」や「ビブラート」などのさまざまな観点から得点を算出しています。中でも「音程」は特に重要で、伴奏に付随している「ガイドメロディ」どおりに正しく歌うことが求められます。つまり、音程の外れた箇所が多ければどんどん減点されていくわけです。そこで少しでも高得点を狙いたいのであれば、ややスローなバラード曲をセレクトするようにしてください。バラード曲はアップテンポ曲と比べて音符の数も少なくゆったりと歌えるため、比較的音程を合わせやすいのです。さらに、多くのバラード曲はサビに向けて徐々に盛り上がっていくので歌声にメリハリをつけやすく、その結果、採点機能の「抑揚」という加点要素でポイントを稼ぐこともできるのです。
サビの高音が出なければキーを下げて歌うこと
原曲キー(アーティストと同じキー)で歌うことにこだわるカラオケファンも多いものですが、自分の歌いやすいキーで歌うほうが、全体的な音程も安定するものです。たとえば、無理に原曲キーで歌うことで、サビの盛り上がりの高音部分で声が掠れたりひっくり返ってしまうと、即座に音程が合っていないと判断され減点されてしまいます。そういう意味でも、サビでも無理なく歌えるキー設定で歌うようにしてみてください。キーの変更は採点には全く影響しませんので、点数だけを考えるのであれば、普段よりもさらに1~2個キーを下げて歌っても良いかもしれません。
ビブラートが苦手であれば真っ直ぐなロングトーンで歌うこと
加点要素のひとつに「ビブラート」(歌声を震わせること)の正確さや長さ(時間)がありますが、実はこれが落とし穴でもあるのです。ビブラートの不得意な人が無理に歌声を震わせて歌うと、単に音程が上下にぶれているだけと判定され、減点される場合があるのです。なので、普段ビブラートを使わない人の場合、ビブラートによる加点はむしろ狙わず、その代わり、サビ終わりの語尾などでは、声を揺らすのではなく真っ直ぐに伸ばして歌い終えるようにしてください。そのことで、「安定性」という加点要素でポイントを稼ぐことができるはずです。
画面上のガイドメロディで音程を覚えること
音程バー(見えるガイドメロディ)(提供:第一興商)
最近の採点機能では、ガイドメロディが「音程バー」として、歌の箇所に合わせてリアルタイムに画面表示されますので、歌いながら目視して覚えると良いでしょう。画面上の音程バーに「乗せる」意識で練習していけば、徐々に音程の精度も上がってくるかと思います。