忙しい私たちにぴったり!新しいオーダーのカタチ

久野 梨沙
久野 梨沙

スーツを着る機会が増えている私たち。なのに欲しいものが見つからない…


ビジネスでの女性の活躍の場が増える一方、なかなか増えないのがレディーススーツのバリエーション。新人社員にぴったりなお手頃スーツや、キャリア女性が買うような高級スーツは見つかるけれど、その中間のアラサー女性に最適なスーツがなかなかない! そんな声を良く聞きます。

ただでさえアラサー女性がスーツに求めるものは多いのです。後輩とはさりげなく差がつく着こなしがしたい。営業の日と内勤の日、それぞれに合った着回しがしたい。クオリティの高いものが欲しいけど、お財布にもやさしくないと……。

そんな女性たちが満足いくスーツを選ぶためにはどうしたらいいのでしょうか? ここでは「ちょうどいいスーツ」の選び方をまとめてみました。

これだけは押さえたい、スーツの選び方の基本


スーツをどう選べばよいか、学ぶ機会は意外とないものです。でも、同じ価格帯のスーツでも、自分に合ったものを選べるかどうかで見た目の印象は大きく変わってしまいます。

スーツ選びに最も大切なのは、自分の体に合ったものを選ぶこと。ジャストサイズのスーツは高級感が増しますし体型も美しく見え、スーツにもよけいな負荷がかからないため、より長持ちさせることもできるのです。

自分の体型にフィットするスーツ選びを。とくにジャケットは肩幅がポイントです


ジャケット ジャケットは「肩で着る」と言うくらいに重要です。肩幅にしっかり合っていないと、肩から下のすべてのシルエットが崩れてしまいます。肩から順に下へとサイズチェックをしていきましょう。

ウエスト周りは、細く見せたいからといってタイトすぎるサイズを選ぶと、ボタン周りにシワが出てかえってお腹周りを目立たせてしまうことに。ボタンをかけたときに手のひら1枚分入る程度のゆとりを持たせると良いでしょう。

ジャケットの丈はボトムのシルエットと合わせて選ぶと◎。裾広がりのフレアスカートと合わせるなら、腰骨あたりからヒップの一番高いところぐらいまでの長さにすると、すっきりまとまります。パンツやタイトスカートなどストレートシルエットのボトムと合わせるなら、ヒップが隠れるくらいまで長いジャケットでもOKです。

ボトム スカートはひざ真ん中くらいの丈がベーシックですが、大人女子は少し長めを選ぶと今っぽくおしゃれに見えます。膝下丈で裾に向かって細く絞り込んでいく「ペンシルスカート」を選ぶと先輩っぽいスーツに。

また、体型が少しずつ変化してくるアラサー女性にとって、パンツ選びは悩みの種です。腰回りからヒップのボリュームが気になるなら、タックを入れて自然にカバーしましょう。腿のハリを活かしたいならワイドパンツを選べば、格好よく履きこなせるはずです。

パンツの丈は、よく履くシューズに合わせて。高めヒールのパンプスなら、ヒールに裾が少しかぶるくらいの長めに仕上げるとドレッシーに見えますし、フラットシューズにくるぶしが見えるくらいの短め丈で合わせれば、軽やかな印象になります。

後輩女子と差をつける「先輩スーツ」のポイント


基本の選び方を知ったら、次は少しランクアップ。キャリアを重ねた先輩女性らしい印象を演出してみましょう。

新人時代と変わってくるのが、様々なシーンへの対応力が求められること。控えめで「きちんと感」があればよかった頃に比べ、場面に応じた華やかさや「こなれ感」まで演出する必要に迫られます。

そこで選びたいのが、ジャケットとボトムをばらして着まわせるスーツです。手持ちのスーツ・ジャケットやボトムと色味や明るさが異なるものを選んでおけば、コーデしやすくなります。例えば手持ちがダークネイビーであれば買うのはライトグレー、といった具合です。

程よくトレンド感が入っていると、単品アイテムとの相性が良くなります。今であれば、細身すぎず程よく体が遊ぶ、ゆとりあるシルエットのジャケットや、ワイドパンツ・タックパンツなどのボリュームあるパンツもおすすめです。

次に、高級感を与えるスーツを選ぶようにしましょう。これは必ずしも無理して高いものを、というわけではありません。先述しましたが、自分の体にぴったり合ったスーツを選ぶ。これだけで、同じ価格帯でも高級感はぐっと増すのです。既製品ではそのままで隅々までフィットすることは稀なので、お直しをして体に合わせていくもの、と考えた方が良いでしょう。

そして、スーツは似たデザインが多いからこそ、細かな違いが目立ちます。襟のカッティングに特徴があったり、ボタンホールのかがり糸がきれいな色だったり、袖を折り返したときに裏地が美しかったり……。そんなひと工夫あるディテールを選べば、質の高いスーツという印象を与えられます。

先輩スーツへの近道が「オーダースーツ」


体型に合わせるためにお直しをしたり、凝ったディテールのものを探したりするのは意外と骨が折れるものです。そこで、賢い女性の間でにわかにブームが来つつあるのが「オーダースーツ」という選択肢。なぜなら、今までの「手間がかかる」「高い」といったオーダーのイメージを覆すような、新しい形のオーダースーツブランドが登場したからです。

スーツに迷える女性の味方「DIFFERENCE」


迷えるアラサー女性を救ってくれそうなのが、新しいスーツブランド「DIFFERENCE(ディファレンス)」。なんと、スマホアプリから採寸の予約ができ、店舗でお気に入りのスタイルを選んで採寸してもらえば、仕上がりまで2週間!という速さでオーダースーツが手に入るのです。

忙しい私たちにぴったり!まったく新しいオーダーのカタチ



DIFFERENCEの特徴は、自分が着るシーンからスーツを選べること。「MEETING STYLE」「DESK WORKING STYLE」「BUSINESS DINNER STYLE」など、シーン別にスーツのデザインを提案してくれるので、スーツに関する専門的な知識がなくても最適なデザインを選べるようになっています。

このブランドのウィメンズの商品ディレクションをしているのは、ファッション雑誌でも活躍中のスタイリスト・徳原文子さん。徳原さんが日頃スタイリングしている中で「こんなスーツがあったらいいのに」と感じてきたことが実現されているため、かゆいところに手が届くラインナップになっています。

納期がスピーディーなのも嬉しいポイントですね。通常、オーダースーツというと1力月はかかるものですが、DIFFERENCEは注文してから仕上がるまで最短2週間。「いま着たい!」を逃さず手に入れることができます。

一度店舗で採寸してしまえば、2着目はスマホアプリで生地やデザインを選んですぐにオーダーもできます。仕事帰りの電車の中でもできちゃいますから、休みの日も予定がぎっしり!なんていう忙しい女性にとっては、特にありがたいサービスです。

ガイドが実際にオーダーを体験してみました!



今回は「講演活動や企業研修などの堅めなシーンから、柔らかい印象を与えたいシーンまで着まわせるスーツが欲しい!」ということで、ジャケットはノーカラーをチョイスしました。丈も少し長めになっていて細身すぎないので、カジュアルパンツに合わせて軽く羽織るイメージでも着られそう。

パンツは股上が深めのタックパンツをセレクト。フラットシューズにもヒールパンプスにも合わせられるようなすっきりした丈で仕上げています。太めのパンツは丈次第で似合う度合いが大きく変わります。自分にぴったりに仕上げられるのはオーダーの最大の利点ですよね。


生地は150種ほどの中から、イタリア・トレーニョ社のウールジョーゼットのネイビーをチョイス。ネイビーというベーシックな色も、表面に凹凸感がある生地を選べば陰影が生まれ、ゆるめのシルエットのスーツに美しい落ち感を与えてくれます。店舗には大きなサイズで生地が用意されているので、自分の体にあててじっくり選ぶことができ、仕上がりを具体的にイメージしながらオーダーできました。

袖口のボタンは開閉できる「本切羽」仕様に。ボタンホールのステッチにはさりげなく色を効かせて。こんなこだわりが実現するのもオーダーならでは、です。

背が高くない私にとって、長めのジャケットにワイドパンツというスーツは少し冒険でした。でも、体にぴったりと合ったスーツならこんなにバランスよく着こなせるのか! と、サイズの重要性を改めて実感しました。悩ましい「ちょうどいいスーツ」の空白を、このブランドがしっかり埋めてくれそう! と頼もしく感じました。


セレクトの手間を最小限にしつつ、生地や裏地、ボタン選びといった楽しみだってしっかりと味わえるDIFFERENCEのスーツオーダー。次の一着こそしっかりとしたスーツを手に入れたいと考えているなら、DIFFERENCEをチェックしてみては? きっとあなたにぴったりのスタイルが見つかるはずです。

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