宴席では、入口から遠い席が上座、入口に近くなるにしたがって下座になります。和室では、床の間の前が一番上位の席になります。庭や夜景など眺めの良さを楽しんで欲しい場合、長いテーブルでは真ん中に座ってもらうなど、臨機応変に対応しても構いませんが、その場合は、理由を説明ないとマナー知らずだと勘違いされてしまいます。
お酒を注いでもらうとき、ワインの場合は、グラスに手を添えれば、相手に敬意を表すことができ、ビールの場合はグラスを両手で持ち上げれば、相手に敬意を表すことができます。ビールを注ぐ場合は、ビンのラベルを上にして持つのがマナー。そして、ビンがグラスに触れないように、注意して注ぎましょう。
食べ終わった後の器は、元通りにしておくのが基本です。ふた付きのお椀などは、ふたをきちんと閉めましょう。ふたを裏返したり、少しだけずらして置くのはマナー違反となります。また、器を重ねてしまうと、傷つけてしまう可能性もあるため、やめておいた方が良いでしょう。箸も揃えて箸置きに置いておきましょう。