2023年の“旅行に関するトレンド予測”が発表！ 今の時代に合った新たな旅のカタチとは？
戦争やインフレ高進、気候変動など世界中で不安定な状況が続いている今日この頃。とはいえ、ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社（以下、ブッキング・ドットコム）が行った調査によると、日本の旅行者の66％が「現下の不安定な世界情勢や混乱の中でも旅をする価値はある」と回答しているという。今回は同社が発表した、2023年の旅に関する6つの“旅行トレンド予測”を紹介する。
■異文化体験ができる旅も
本調査は、今後12ヵ月間から24ヵ月間以内に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かける予定のある、32の国と地域の成人2万4179人（日本人は1003名が回答）を対象に行われたもの。
同調査によると、日本の旅行者の38％は「非日常を味わうための自然に囲まれた“オフ・ザ・グリッド”な休暇」を求めていると回答。電気、ガス、水道などの公共事業に依存せず、独立した方法で生活する“オフ・ザ・グリッド”な旅や、エコフレンドリーで自然に囲まれた旅が人気となることが考えられるという。
また、世界中で旅に関する規制が緩和されたことによって、日本の旅行者の31%が、2023年には「カルチャーショックを経験する異文化な旅」と答えたという。これまで訪れることのできなかった異国を訪れ、今まで経験できなかった新たな体験を求める旅行の需要が見込まれそうだ。
さらに日本の旅行者の80%は、2023年に「ノスタルジックな旅に行きたい」と回答。ほかにも、“チームビルディングを目的とした社員旅行”や、“高いコスパを追求する旅”、仮想現実（VR）を使った“バーチャル旅”なども2023年は人気の傾向だという。
【「『旅行トレンド予想』調査」概要】
調査対象：今後12ヵ月から24ヵ月の間に旅行を計画している32の国・地域の計2万4179名の成人（日本は1003名が回答）
集計時期：2022年8月
調査方法：オンラインアンケート
