「なつぞら」福地桃子の駆け落ちに終止符 感動の結末に涙


【モデルプレス=2019/07/19】19日放送の広瀬すず主演NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)第95話では、女優の福地桃子演じる夕見子の駆け落ちに終止符が打たれた。<ネタバレあり>

「なつぞら」第95話より(提供写真)
「なつぞら」第95話より(提供写真)
100作目の“朝ドラ”『なつぞら』は、戦争で両親を失いながらも北海道・十勝でたくましく育ったヒロイン・なつが、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界に挑む姿を描く脚本家・大森寿美男氏のオリジナル作品。福地は、なつが育った柴田家の長女・夕見子を演じる。

◆夕見子の駆け落ちに終止符 第95話あらすじ

「なつぞら」第95話より(提供写真)
「なつぞら」第95話より(提供写真)
北海道の家族に駆け落ちしたことがばれてしまい、「なつ、あんたうちの家族に喋ったしょ。裏切ったしょ」と怒りをあらわにした夕見子は、数日間働いた分の給金をもらうために風車を訪れた。東京を離れようとする夕見子に対し「好きならなして逃げるの?」となつに問われ言い合いになってしまう。

そんな緊迫した空気を和ませるために、亜矢美の提案でみんなで朝食をとることに。朝食を食べながら高山は、本気で駆け落ちが上手くいくと思っていなかったと告白。「大体、夕見は俺のことが好きでないべさ。いつも計算高くて、偉そうで、俺に対する優しさなんてひとつも感じたことなかったからな」と高山の心無い言葉からまたもや喧嘩が始まってしまう…。

「なつぞら」第95話より(提供写真)
「なつぞら」第95話より(提供写真)
二人の喧嘩を終始聞いていたなつは、涙を流しながら「夕見は、子供の頃から甘えたりしなかった。私がいたから…。9歳のときに突然見ず知らずの私がやってきて、夕見が一番親に甘えたかったときに私がいたから、夕見は誰にも甘えられずに、それでも私のこと受け入れてくれて…家族とか結婚とかそういうことに冷めてるとこがあるとすれば、それは私のせいで…」と必死に夕見子をかばいつつも、自分を責めた。

高山が風車を出ようとすると、そこには部屋の外で会話のすべてを聞いていた泰樹が立っていた。なにも言わず前を通り過ぎようとした高山を、泰樹は殴り倒した。

高山が去り、「夕見子、迎えに来た。一緒に帰るべ」と言う泰樹の胸に夕見子は飛び込んで涙を流した。これまで甘えた姿を一切見せてこなかった夕見子が、安心した表情で涙を流したこのシーンは、駆け落ちで暴走していた夕見子にヒヤヒヤしていた視聴者も安心したに違いない。

■若手女優の中で唯一無二の存在感 福地桃子の魅力とは?

若手女優の中で今、一段と輝きを放っているのが、女優の福地桃子。

「なつぞら」では、広瀬すず演じるヒロイン・奥原なつがともに暮らす柴田家の長女・夕見子を演じ、子役時代を演じた荒川梨杏の演技を見事に引き継ぎ、演技力の高さを見せつけている。そんな福地の父親は俳優の哀川翔。親の七光りを使わず、本名の福地桃子として2016年に女優デビュー。朝ドラのオーディションは今回の「なつぞら」が3度目で、念願叶っての出演となった。ベテラン俳優陣に囲まれながら、自分が足を引っ張らないようにするために、演技のレッスンを自ら積極的に受けていたという。

また福地に注目が集まるのは演技力だけではない。「なつぞら」では、自分の意志をはっきり主張する役柄であるが、バラエティ番組で魅せる素の表情はほんわかした雰囲気で、まるで別人のよう。そのギャップに、視聴者は癒やされている。福地がお茶の間に愛される国民的女優になる日もそう遠くはないかもしれない。(modelpress編集部)

◆福地桃子プロフィール

1997年生まれ、東京都出身。

2016年女優デビュー。おもな出演作に、映画『あまのがわ』『あの日のオルガン』(ともに’19年)、テレビドラマ『チア☆ダン』(TBS系)『あなたには帰る家がある』(TBS系)など。本日7月19日(金)には、札幌ドームで行われるファーストピッチセレモニーに登場予定。「なつぞら」で“大志”を抱いて力強く生きる夕見子が、北海道日本ハムファイターズとともに、北海道を盛り上げる。

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