上野樹里「本当に色々ありました」時任三郎と“父娘”万感のクランクアップ<監察医 朝顔>


【モデルプレス=2019/09/22】23日に最終回が放送されるフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(21時~22時24分)で主演を務めた上野樹里、その父親役を務めた時任三郎が、このほどクランクアップを迎えた。

上野樹里、時任三郎(C)フジテレビ
上野樹里、時任三郎(C)フジテレビ
◆上野樹里主演月9「監察医 朝顔」

法医学者の万木朝顔(上野)と、父で刑事の平(時任)という異色の父娘が、各話で、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かし、見つけ出された遺体の“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまを描いてきた同作。同時に、朝顔は東日本大震災で母の里子(石田ひかり)が被災し、いまだ遺体が見つかっておらず、全話を通して、ポッカリと空いてしまった母の穴を、少しでも埋めようとするかのように肩を寄せ合い、涙と笑顔を繰り返しながら、少しずつ前へ進んでいく父娘、そして朝顔の夫である桑原真也(風間俊介)や朝顔の娘のつぐみ(加藤柚凪)たちとの、かけがえのない日々を、あふれるほど情感豊かに紡いできた。

第1話(7月8日放送)の平均視聴率は13.7%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ。以下同)と好スタート。第10話(9月16日放送)までの平均視聴率は12.5%と、以後も好調を維持してきた。

◆上野樹里&時任三郎が「監察医 朝顔」クランクアップ

そんな中、上野と時任は、父娘がそろう最後のカットを撮り終え「上野樹里さん、時任三郎さん、オールアップです!」と撮影終了。スタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに、演出の平野眞から花束が贈られた。

その後、時任から「終わってしまいましたね…もうちょっと、やっていたかったかな、という思いもありますが(笑)。気遣いとか、思いやりのあふれるステキな現場でした」と挨拶。「個人的には至らないことは多々あるんですけど、初じいじ役を楽しくやらせていただいて、とてもとても貴重な時間を過ごせたな、と思っています。それと、樹里ちゃん、色々ありがとう。家族のように接してくれて、一緒に芝居をしていても、あるいは観客として、一視聴者として見ていても、心を揺さぶられることが多々あって、すごく良い時間を過ごせたな、と思っています。スタッフの皆さんも本当に、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」とコメントした。

◆上野樹里「現場で暮らしているような感じで撮影ができました」

続いて、主演の上野が「これまで、本当に色々ありました。最初から色んなことがあって、私の見えないところでスタッフの方々が、たくさん動いてくださって、ラストカットも、こんなに素晴らしい環境の中で撮影をさせていただき、本当にありがとうございました」と感謝の挨拶。

「ご飯もいつも美味しくて、現場で暮らしているような感じで撮影ができました。現場は、常に監督やスタッフの皆さんが柔らかい空気を作ってくださって、とても調和の取れたチームで、皆さんが持っている良さが画面に映っていると思います。こんなに温かい作品に携わることができて、とてもうれしいです。そして、時任さん、本当にありがとうございました。最高のお父さんでした。朝顔は私より未来を生きているので、朝顔をお手本にしながら、これからも頑張りたいと思います。皆さん、本当にお疲れ様でした!」と、およそ4ヶ月におよんだ撮影を噛みしめるかのように万感の思いを込めて言葉を紡いた。

◆「監察医 朝顔」最終回は?

最終回では、土砂の下敷きになり、多数の死傷者が出ていることが予想されるため、興雲大学法医学教室に応援の要請が届き、朝顔、法医学者の安岡光子(志田未来)、検査技師の高橋涼介(中尾明慶)、法歯学者の藤堂絵美(平岩紙)、そして主任教授の夏目茶子(山口智子)の5名が、災害が発生した山梨県へ。

現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔たち。一息つく間もなく、朝顔たちのもとへ、続々と遺体が運ばれくる。

遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい遺体の状態に、朝顔たちは愕然。しかし、法医学者の本分を全うするため、心を奮い立たせ、まずは遺体の検案を始めることに。そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上する。(modelpress編集部)

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