吉沢亮、山崎賢人との過酷な撮影回顧「キングダム」での受賞に喜び<第62回ブルーリボン賞/コメント全文>


【モデルプレス=2020/02/19】俳優の吉沢亮が「第62回ブルーリボン賞」助演男優賞を受賞し、18日に都内にて行われた授賞式に出席した。

吉沢亮(C)モデルプレス
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◆吉沢亮「キングダム」での受賞に喜び「この作品でこの賞を取れたというのが何よりも嬉しい」

「キングダム」での演技が評価され受賞した吉沢。山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)主演の同作で吉沢は、奴隷と若き王様という全く違う役を見事に演じ分けた。

吉沢亮、登壇(C)モデルプレス
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会場には多くのファンが駆け付け、スピーチ時にマイクの位置が低かったため笑い声が起き、吉沢が「なんですか?」と驚く場面も。

吉沢亮のマイク位置を直してあげる舘ひろし(C)モデルプレス
吉沢亮のマイク位置を直してあげる舘ひろし(C)モデルプレス
舘ひろしがマイク位置を直した後吉沢は「この『キングダム』というこの作品でこの賞を取れたというのが何よりも嬉しくて」と語り、「この作品は全員が全身全霊で挑んで、みんなが『絶対にいいものにしてやる』という熱量で挑んだ作品」と同作にかけた思いをアピール。

「これからも精いっぱい役者として成長できるように頑張っていきたいと思っています」と抱負を語った。

吉沢亮(C)モデルプレス
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また、司会の舘ひろしに「殺陣のシーンが大迫力でしたね。どれくらいリハーサルしたの?」と聞かれると「撮影に入る二か月前くらいから主演の山崎賢人くんと2人で合わせたりしていました」と回顧。「賢人はそれこそ奴隷の役だったので、体はかなり絞って、食事もかなり制限してやっていましたね」と思い起こす場面もあった。

また舘は「さらばあぶない刑事」での共演を振り返り「もう少しあの時ゴマすっておけばよかったな(笑)」と笑わせていた。

「さらばあぶない刑事」での共演を振り返る舘ひろし、吉沢亮(C)モデルプレス
「さらばあぶない刑事」での共演を振り返る舘ひろし、吉沢亮(C)モデルプレス
◆吉沢亮受賞シーン全文

吉沢亮(C)モデルプレス
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吉沢:本日はこのような歴史ある素晴らしい賞を頂きまして、本当に光栄に思います。そしてこの『キングダム』というこの作品でこの賞を取れたというのが何よりも嬉しくてですね、本当にこの『キングダム』という作品を撮影しているときも、キャストの皆さんもスタッフのみなさんもものすごい熱量で、もちろんどの現場でも本気なんですけど、特にこの作品はだれも手を抜いている人がいないというか、全員が全身全霊で挑んで、みんなが絶対にいいものにしてやるという熱量で挑んだ作品でもあったので、このような結果として、沢山の方に愛して頂けたり、このような賞を頂けたりしたことが嬉しく思っております。これからも精いっぱい役者として成長できるように頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございました。

舘ひろし:殺陣のシーンが大迫力でしたね。

吉沢:ありがとうございます。

舘:どれくらいリハーサルしたの?

吉沢:撮影に入る二か月前くらいから主演の山崎賢人くんと2人で合わせたりしていました。

舘:2か月前?すごいね。

吉沢:ありがとうございます(笑)。

舘ひろし、吉沢亮、門脇麦(C)モデルプレス
舘ひろし、吉沢亮、門脇麦(C)モデルプレス
門脇麦:本当に2役別人のように見えたのですが、何を一番意識されましたか?

吉沢:意識したことと言えば色々あるのですが、一番は目の動きですかね。目力とか目線の動きとかを一番意識したかもしれないです。

門脇:拝見させていただいて、私も賢人くんとはご一緒したことがあるのですが、今まで見たことがない野性的な目になっていて。吉沢さんからもそのような気迫を感じて、皆さん相当追い込まれてやってたんだろうなと思いました。

吉沢:そうですね。賢人はそれこそ奴隷の役だったので、体はかなり絞って、食事もかなり制限してやっていましたね。

門脇:どれくらい撮影されたんですか?

吉沢:2か月間くらいですかね。1か月中国で、あと1か月くらい日本の奥地みたいなところで撮影しました。

舘:大河の主演も決まって。

吉沢:頑張ります。

舘:乗りに乗っていて。何年か前に「さらばあぶない刑事」でお世話になりました。ありがとうございました。僕はあまり共演する時間がなくて、ほんの一瞬だったよね。

吉沢:ほんの一瞬の。

中井貴一と舘ひろしの絡みに笑ってしまう長澤まさみと吉沢亮(C)モデルプレス
中井貴一と舘ひろしの絡みに笑ってしまう長澤まさみと吉沢亮(C)モデルプレス
舘:あとはキョウさま(柴田恭兵)とずっと一緒で。いじめられなかった?大丈夫?

吉沢:いや、もう、素晴らしい方でした。

一同:(笑)。

舘:もう少しあの時ゴマすっておけばよかったなと思って(笑)。

一同:(笑)。

舘:本当におめでとうございます!

吉沢:ありがとうございます!

◆「ブルーリボン賞」とは

吉沢亮(C)モデルプレス
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「ブルーリボン賞」は、東京映画記者会(在京のスポーツ7紙の記者で構成)が主催する映画賞。

1950年に創設され、62回目を迎えた今年は、主演男優賞を中井貴一(「記憶にございません!」)、主演女優賞を長澤まさみ(「コンフィデンスマンJP―ロマンス編―」)が受賞。司会は、前年度に主演男優賞、主演女優賞を受賞した舘、門脇が務めた。(modelpress編集部)

◆「第62回ブルーリボン賞」受賞一覧

(下段)吉沢亮、長澤まさみ、中井貴一、MEGUMI、関水渚(上段)門脇麦、武内英樹監督、佐藤順子氏、高橋雅美氏、舘ひろし (C)モデルプレス
(下段)吉沢亮、長澤まさみ、中井貴一、MEGUMI、関水渚(上段)門脇麦、武内英樹監督、佐藤順子氏、高橋雅美氏、舘ひろし (C)モデルプレス
作品賞:「翔んで埼玉」武内英樹監督
主演男優賞:中井貴一「記憶にございません!」
主演女優賞:長澤まさみ「コンフィデンスマンJP―ロマンス編―」
助演男優賞:吉沢亮「キングダム」
助演女優賞:MEGUMI「台風家族」「ひとよ」
新人賞:関水渚「町田くんの世界」
監督賞:真利子哲也監督「宮本から君へ」
外国作品賞:「ジョーカー」


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