日テレ、ドラマ・バラエティ制作を2週間休止 新型コロナ対策実施


【モデルプレス=2020/04/06】日本テレビは6日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、現時点で安全確保が難しいと判断される番組の制作について本日から2週間の休止期間を設けることを発表した。

日本テレビタワー外観(C)モデルプレス
日本テレビタワー外観(C)モデルプレス
◆新型コロナ対策と「番組編成指針」について

制作休止するのは「バラエティ番組のスタジオ収録」「報道・スポーツ・情報番組以外(情報・制作局バラエティ部門)の番組のロケ」「ドラマのスタジオ収録・ロケ」とし、「これらの措置は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、出演者や社員・スタッフ、番組制作の全ての関係者の感染予防を最優先に考え、安全を確保したうえで通常通りの番組制作スケジュールを消化することは難しいという判断からです。皆様のご理解を賜りたいと存じます」と呼びかけた。

さらに、日本テレビは現下の新型コロナウイルスの脅威に対して、今後の番組編成のあり方を盛り込んだ「番組編成指針」を策定。「『未知』であり『見えない』ウイルスの脅威に対して、日本テレビはメディア事業者としての役割は『迅速・正確で信頼できる報道・情報番組』を放送すると同時に、出来る限りの感染対策を講じながら『生活者に希望と活力を届ける健全な娯楽番組』を皆さまにお届けする事だと確信しています」とコメントした。

なお、安全と安心の確保のために、「新型コロナウイルス対策本部」が既に行っている社屋入構者への検温、入構制限に加え、番組制作を支援する「番組安全対策チーム」を組成。「制作関係者への検温徹底、感染防止の備品調達、リモートワーク推進等の制作現場の環境改善など、更なる感染防止策強化に努めます」としている。(modelpress編集部)


【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加