ラブリ、犬猫繁殖の悲惨な“数値規制”に訴え「人間だからってしていいことは何一つない」


【モデルプレス=2020/07/10】モデルのラブリが9日、自身のInstagramを更新。動物愛護保護法による数値規制案について問題提起した。

ラブリ(C)モデルプレス
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◆ラブリ、数値規制案に抗議

数値規制案は、環境省を中心に進められている犬猫の繁殖・販売業に対して、施設の設備やゲージのサイズなど基準を明確化したもの。現在提案されている案ではゲージが狭いことを問題視する声が多く、署名やメール・ハガキでの抗議運動が広がっている。

ラブリは自身の愛犬との写真を添え、「この世の中には、利益だけしか考えずに繁殖だけを目的とした悪徳なペットショップやブリーダーが存在します」とペット業界の実情を紹介。

続けて、全てのペットショップやブリーダーが悪いわけではないとした上で「悪徳な環境は私達が思っているよりも酷いのが現実です。自分の身体よりも小さなゲージの中で身動きも取れず、糞尿だらけで、ただひたすらに産ませ続けられます。産めなくなってしまったら殺される。これが利益しか考えていない人達の命とは無関係のお仕事です」と悲惨な現状をつづっている。

◆ラブリ、数値規制案への抗議呼びかけ

ラブリ(C)モデルプレス
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また、この状況が成り立っている理由として「ルールがないから。自分達でルールを作れてしまうんですね」とし、「このままだと悪徳業者の人達が考えたルールのまま、何年も過ぎてしまい、数えきれないほどの動物の命がこれからもひどい扱いを受けてしまいます」と危機感を訴え。そして、この件を対応している環境省動物愛護室の宛先を紹介し、メールで抗議文を送るなどのアクションを呼びかけた。

ラブリ(C)モデルプレス
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続けて、「件名のところに『動物が傷つかない数値規制をお願いします』と一言でも大丈夫だと思います。重要なのは声の数だと思います」と持論。

「一人の言葉が二人になると二人分の声になり、何人もになればなるほど言葉は本来の言葉の強さを放ちます。SNSがあってよかったと思えることができる時代だからね」と一人一人のアクションが重要だと伝え、「人間だからしていいことは何一つないし、犬だからってしていいことも何一つないはずだよね」と想いをつづっている。(modelpress編集部)

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