Hey! Say! JUMP八乙女光&伊野尾慧、戦後75年の歴史取材「僕たちが語り継がねばならない」<#あちこちのすずさん>


【モデルプレス=2020/08/12】Hey! Say! JUMPの八乙女光と伊野尾慧が、13日放送のNHK総合の特別番組「#あちこちのすずさん~教えてください あなたの戦争~」(よる10時~)に出演することがわかった。戦時中の暮らしのエピソードを取材し、届ける。

伊野尾慧、八乙女光(C)NHK
伊野尾慧、八乙女光(C)NHK
◆八乙女光&伊野尾慧、戦時中の若者の暮らし取材

「#あちこちのすずさん」より(C)NHK
「#あちこちのすずさん」より(C)NHK
恋にオシャレ、忘れられない食べ物など、戦時中の日常の風景を描いた映画『この世界の片隅に』(2016年製作/監督:片渕須直氏/原作:こうの史代氏)。その主人公である“すずさん”のような人たちを探して投稿してもらい、#でつなげる企画「#あちこちのすずさん」。同番組では、若い世代に戦争のことを少しでも知ってもらうため、寄せられた戦時中の暮らしのエピソードを2019年に続き、アニメで放送する。

八乙女光(提供写真)
八乙女光(提供写真)
今回八乙女と伊野尾は、戦時中、女学生や20代の男性がどんな生活を送っていたのか取材。またスタジオでは、2人が10代~20代の参加者30名とオンラインでつながり、戦時中のエピソードを通してどんなことを感じ、考えたかも紹介する。さらに、八乙女と伊野尾ががエピソードをどう受け止めたかも副音声で語る。

伊野尾慧(提供写真)
伊野尾慧(提供写真)
◆八乙女光&伊野尾慧ら、戦争下の人々語り合う

片渕須直監督、近江友里恵アナ、千原ジュニア(C)NHK
片渕須直監督、近江友里恵アナ、千原ジュニア(C)NHK
さらに、映画『この世界の片隅に』の主人公・すずさんの家を、片渕監督たちが映画制作時に作った美術デザインを元にバーチャルセットで再現。バーチャル“すずさん家”の軒先や居間で、片渕監督と千原ジュニア、近江友里恵アナ、そして八乙女と伊野尾のが“お弁当の思い出”“空襲の下での青春”など、戦後75年目の今と同じように“懸命に生きていた当時の人々”について語り合う。

片渕須直監督、近江友里恵アナ、千原ジュニア(C)NHK
片渕須直監督、近江友里恵アナ、千原ジュニア(C)NHK
今回の出演について八乙女は「去年に続き、今年の番組でもまったく知らなかった戦争中の話を聞くことができました」と回顧。続けて「戦争=暗くなる、というだけではなく、オンラインチャットで若い人たちの声を交えながら、ということもあって、“もっと知りたい”と思える番組になったのではないかと思います」とコメント。

そして「僕や伊野尾くんによる現地に赴いての調査ロケは、戦後75年という今だからこそギリギリ実現できたのではないかと思うので、是非注目して見ていただければと思います」と呼びかけた。

近江友里恵アナ(C)NHK
近江友里恵アナ(C)NHK
一方の伊野尾は「戦争について、話を聞いたり、それで学びがあればと思っている人も多いと思うけど、これからは聞くだけでなくて、僕たちが語り継がねばならないのではないかと、責任を感じ始めました」と告白。

「さらに僕らは幸いこの仕事をしていて伝えるという土俵があるけど、みなさんもぜひ、おじいさん、おばあさん、ひいおじいさん、ひいおばあさんに聞いて、聞くだけで終わらず伝えていってほしいと感じました」と語った。(modelpress編集部)

◆片渕須直監督コメント

― 番組の感想。

番組チームの取材の力で、昨年の「#あちこちのすずさん」で紹介されたエピソードの『さらにその先』が語られたりして、いっそう心にしみる収録現場でした。また今年も得がたいものに触れさせていただきました。

― 番組の見どころ。

今年は戦争中に生きていた人たちの「身体」の話が目立ちました。思わず体が動きだして止まらなくなった話や、身体から何かが失われてもそれを乗り越えた話。観念や知識だけのものじゃなくて、そこに確かに身体を持った人がいたんだな、と感じることができるのじゃないかと思います。

― 視聴者へのメッセージ。

まず「戦争」の中にいた人たちを、こうした共感できるレベルで一度捉えていただくことが大事なのではないかと思います。「あちこちのすずさん」を通じて、ああ、自分たちと同じような人がいて、そうした人生の上に大きな「戦争」というものがのしかかってきたのだな、と感じていただくこと。それは、「戦争が何を奪ったのか、失わせたのか」を理解する出発点になるだろうと思うからです。その先に、「では、なぜそんな戦争が起こってしまったのだろう?遂行されてしまったのだろう?」と考える糸口にも、きっとなっていくはずです。

◆千原ジュニアコメント

― 番組の感想。

今年で「#あちこちのすずさん」にかかわるのは3年目になりますけど、自分が知らなかった戦争中の話、興味深すぎる話をたくさん知れるのがありがたいです。それぞれのエピソードが持つ圧倒的なディテール。それがリアルな迫力を持って迫ってきました。

― 番組の見どころ。

戦争って遠い世界かと思いがちだけれど、恋があって青春があって、自分となんら変わらない人間がいて…「自分たちの世界と地続きのところに戦争がある」と実感できます。自分もふだん、同世代とはなかなかこういう話をしませんが「知ったからには語り継いでいかないと」と思えます!

◆八乙女光コメント

― 番組の感想。

去年に続き、今年の番組でもまったく知らなかった戦争中の話を聞くことができました。戦争=暗くなる、というだけではなく、オンラインチャットで若い人たちの声を交えながら、ということもあって、「もっと知りたい」と思える番組になったのではないかと思います。

― 番組の見どころ。

僕や伊野尾くんによる現地に赴いての調査ロケは、戦後75年という今だからこそギリギリ実現できたのではないかと思うので、是非注目して見ていただければと思います。様々なエピソードを聞く中で、オンラインチャットで参加してくれた若い人たちが、戦争の知識について前向きに「知りたい」と言い始めてくれた所も注目です。

◆伊野尾慧さんコメント

― 番組の感想。

戦争について、話を聞いたり、それで学びがあればと思っている人も多いと思うけど、これからは聞くだけでなくて、僕たちが語り継がねばならないのではないかと、責任を感じ始めました。僕らは幸いこの仕事をしていて伝えるという土俵があるけど、みなさんもぜひ、おじいさん、おばあさん、ひいおじいさん、ひいおばあさんに聞いて、聞くだけで終わらず伝えていってほしいと感じました。

― 番組の見どころ。

自分のロケで言えば何といっても去年の番組での取材から2年越しの「康夫さん(戦地から1人の女学生と手紙のやりとりをしていた兵士)」の人生が、手掛かりがほとんどない中で見つけることができたこと。去年はまだ“おとぎ話”を聞いているような感じだったのが、現実感を伴って、康夫さんの人生が営まれていたんだという事を実感できた貴重な体験だった。ぜひ見てほしいと思います。

◆近江友里恵アナコメント

今年も皆さんから寄せていただいたエピソードに触れ、戦争中の暮らしについて初めて知ることがたくさんありました。「#あちこちのすずさん」の取り組みも3年目になりますが、これまでの放送を見て、戦争中の記憶を思い出し、手紙を寄せてくださった方も数多くいらっしゃいました。この夏もこの番組が、戦争について考え、語り継ぐためにヒントやきっかけになればと願っています。

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