東出昌大、離婚後初舞台「本当に生きるとは何だろう?と考えながら…」


【モデルプレス=2020/09/21】俳優の東出昌大、ダンサーの菅原小春、伊原六花が21日、都内で開催された三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』「橋づくし」「憂国」公開舞台稽古&初日挨拶に出席。東出にとって、8月1日に女優の杏と離婚を発表して以来、初の舞台出演となる。

東出昌大 (C)モデルプレス
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『MISHIMA2020』は、4人の演出家が四者四様で三島由紀夫の文学を蘇らせる企画。

左から:高橋努、野口かおる、井桁弘恵、伊原六花、東出昌大、菅原小春 (C)モデルプレス
左から:高橋努、野口かおる、井桁弘恵、伊原六花、東出昌大、菅原小春 (C)モデルプレス
4人の女性の姿を描く「橋づくし」に出演する伊原は「今回の作品は、本当に稽古場でも笑いが絶えなくて」と白い歯を見せ「三島由紀夫さんの計算された作品と、野上絹代さんの一歩飛び出た『何か面白いなあ、なんだこれ?』っていうのが合わさって。本当に素晴らしい、元気の出る、パワフルな作品になっていると思います」と作品の魅力を語り「ぜひ元気を受け取っていただけたらなと思います」と呼びかけた。

◆東出昌大「本当に生きるとは何だろう?」

東出昌大 (C)モデルプレス
東出昌大 (C)モデルプレス
東出昌大 (C)モデルプレス
東出昌大 (C)モデルプレス
一方、共演する高橋努から「さっき東出に、楽屋から出たらパッと会って、すげえ笑われたのが、少し複雑な思いでした」と声をかけられた東出は「『クローズ』以来だったので。お会いするのが」と、互いに不良高校生を演じた同作に触れて会場を沸かせた。

「憂国」で気弱な警官役に挑む東出は、改めて出演の思いを聞かれると「三島さんも生前、良く通われていたというこの日生劇場で、このような初日を迎えられて、大変うれしく思います」と感慨深げ。

伊原六花 (C)モデルプレス
伊原六花 (C)モデルプレス
「この大変な時代に『本当に生きるとは何だろう?』と考えながら、長久監督と、菅原さんと、毎日毎日考えながら、稽古の日々を積んできました」としたうえで「劇場に足を運んでくださるお客様、また生配信でご覧になってくださるお客様、この観劇を終えた後に、『よし、明日も生きよう』と思ってくださるような作品をお届けできればと思います」と胸の内を明かした。

◆菅原小春「死ぬとか死なないとか、生きるとか生きないとか…」

菅原小春 (C)モデルプレス
菅原小春 (C)モデルプレス
菅原小春 (C)モデルプレス
菅原小春 (C)モデルプレス
東出が演じる警官の妻に扮する菅原は「死ぬとか死なないとか、生きるとか生きないとかが、そんなんじゃなくて、『三島さーん!こんな風に生きちゃってますけど!』って届けられるように。細胞やら魂やら、もっと中にあるものから、全部ぶじゃー!って出てくるものを、ここに残せて。三島さんもきっと見に来てくれると思うので、しっかり挑戦して生きたいと思います」と意気込みを語っていた。

この日は「橋づくし」に出演する井桁弘恵、野口かおるも出席した。(modelpress編集部)

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