杉咲花「おちょやん」クランクアップで感無量「やり残したことはない」


【モデルプレス=2021/04/15】女優の杉咲花がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(総合、毎週月~土曜あさ8時/BS4K・BS プレミアム、7時30分)がクランクアップを迎えた。

杉咲花(C)NHK
杉咲花(C)NHK
およそ1年にわたる撮影が、昨日14日に終了した杉咲は「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿がひとりひとりみんな輝いていて、本当にすてきな現場でした。悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて、おちょやんという作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした」と撮影を振り返った。

続けて、「本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、いま、千代という役に対してやり残したことはないと感じています。いまの自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です。本当にすばらしい時間を過ごさせてもらいました」と心境を明かした。

◆制作統括・櫻井壮一氏コメント

制作統括・櫻井壮一氏は「2020年4月2日に撮影を開始し、途中2か月半の撮影休止を挟みましたが、ようやくすべての撮影を終了することができました」と撮影終了を報告。「杉咲花さんをはじめとするキャストのみなさんの熱意、そして『おちょやん』の放送を楽しみにしていただいていた視聴者のみなさんのご支援のおかげです。特に、杉咲花さんには、ヒロインとして、チームの座長として、大きなプレッシャーの中、長期間スタッフ、キャストを引っ張っていただきました。本当に、お疲れさまでした。杉咲花さんはこれまで、竹井千代の人生を誠実に、全力で、駆け抜けてきました。『おちょやん』チームは、杉咲花さんをヒロインに迎えることができて幸せです。心より感謝いたします」と感謝した。

「ドラマはこれから終盤に向けて、大きな山場を迎えます。引き続き、ヒロイン千代が生きる物語をハラハラ、ドキドキしながら、最後まで見届けていただけますようお願いいたします」と視聴者に呼びかけた。

◆杉咲花ヒロイン「おちょやん」

連続テレビ小説第103作目となる同作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった女性・竹井千代(杉咲)の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指す。

脚本は「半沢直樹」「陸王」「下町ロケット」(TBS)、「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)などで知られる八津弘幸氏が手掛ける。

放送は5月15日(土)まで続く。(modelpress編集部)

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