元KARA・HARAさんの亡き後、実兄を襲った事件とは 親権放棄の母親との関係明らかに


【モデルプレス=2021/04/16】4月17日21時から、実際の裁判映像や証言を手がかりに、殺害現場に残された証拠などから事件の謎に迫る人気シリーズ『世界法廷ミステリー』の第17弾となる、『世界法廷ミステリー 愛と憎しみの家族』(フジテレビ)が放送される。

HARAさん Instagramより(提供写真)
HARAさん Instagramより(提供写真)
今回は家族にまつわる世界で起きた驚きの事件3件を紹介。MCは宮根誠司と井上清華(フジテレビアナウンサー)、ゲストには伊集院光、菊池風磨(Sexy Zone)、高橋ひかる(※「高」は正式には「はしごだか」)、西山茉希、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)という豪華なメンバーで送る。

(上段左から)西山茉希、野田クリスタル、村上(下段左から)伊集院-光、高橋ひかる、菊池風磨 (C)フジテレビ
(上段左から)西山茉希、野田クリスタル、村上(下段左から)伊集院-光、高橋ひかる、菊池風磨 (C)フジテレビ
◆凶悪バスジャック犯vs小さな英雄

伊集院光 (C)フジテレビ
伊集院光 (C)フジテレビ
2019年3 月にイタリア・ミラノ近郊の町でバスジャック事件が発生した。被害にあったのはアダムとラミを含む、学校に向かうバスに乗った生徒たち50名と教員3人。車に乗り込み、いつも通りバスが発車するも突然バスが停車。運転手が拳銃を手に女子生徒を人質にとったのだ。前方の生徒と男性教員は手を縛られ、携帯電話は没収された。

目的地は40キロ先のリナーテ空港。犯人はアフリカ系移民で事件前日に犯行声明動画をSNSに投稿していた。そこで犯人は、密航船でイタリアに家族を入国させる過程で多くの子供たちが海でおぼれて命を失っている悲しみ、さらにイタリア社会が移民を差別していることの理不尽さを訴えていた。バスを炎上させ、大量殺人テロを起こすことでイタリア社会への復讐が目的だという犯人。果たして生徒たちの運命は?

◆ク・ハラの悲劇、遺産を狙う実母

KARAの元メンバーのク・ハラ(HARA)さんが突如、死亡した驚きのニュースは日本でも大きく報じられた。そのク・ハラさんの兄から番組に悲痛な思いを伝える手紙が届いた。実は兄は最愛の妹を失っただけでなく、さらなる悲劇に見舞われていた。それは数億円ともいわれるハラさんの遺産を巡る母親との相続争いだった。

実はハラさんと兄のホインさんはそれぞれ9歳、11歳の時に母親に捨てられていたのだ。父親は出稼ぎ労働者だったため、きょうだいは親戚の家に引き取られ肩身の狭い子供時代を過ごしていた。一方の母親は家を出てから数年後に一方的に親権を放棄した。

ところが、ハラさんの葬儀に突然母親が現れ、ハラの遺産分配を求めてきたのだ。法律上、母親には遺産の半分を相続する権利があるという。だが兄は子供を捨てた母親に相続する権利はないと母親を相手取り訴訟を起こしたのだ。渦中の母親を直撃取材すると涙ながらに語り出し、1枚の写真を見せてきた。それはハラさんとの2ショット写真。なぜ失踪した母とハラさんが…韓国の社会を大きく変えることとなった裁判の判決は?そして兄の手紙で訴えたかったこととは。

◆赤ちゃん取り違え死の直前に暴かれた陰謀

西山茉希 (C)フジテレビ
西山茉希 (C)フジテレビ
9歳のキンバリーは幼いころ母親を病気で失ったが、父・ロバートのもとで裕福な家庭に育てられていた。だが同じ病院で生まれた赤ちゃんと取り違えられていたことが判明。キンバリーを産んだ母親はレジーナという女性だということがわかり、DNA鑑定で親子関係が証明された。キンバリーと生みの親レジーナは育ての親ロバートの了承の元交流を始めることに…だがある日突然、ロバートが交流を禁止する。

そこで、娘に会う権利をかけてレジーナはロバートを訴えることになったが、裁判を進めて行くと赤ちゃん取り違えに関する隠された事実が続々と明らかに。謎を解くカギはテレビ局の取材を受けたある女性が握っていた。病に侵され余命わずかに迫っていた女性が死の間際に語る真実とは?複雑に入り組んだ悲しい事件には、驚きの結末が待っていた。

高橋ひかる (C)フジテレビ
高橋ひかる (C)フジテレビ
番組では他にも、世界で本当にあった衝撃の事件をクイズ形式で続々とお届けするコーナー「30秒バズシアター」を放送。ミステリー好きのゲストたちが、VTRを見ながら次に何が起きるのかを次々と推理していくが、宮根の誘導尋問やプレッシャーにビクビクしながらも頭を抱えて答えるゲストたち。ところが番組終盤に形成が逆転。宮根が突然ミステリーの回答を迫られると、予想していなかった展開に急に大慌てになる。アワアワし始める宮根につっこむゲストたち。果たして宮根の推理はいかに。(modelpress編集部)

村上/マヂカルラブリー (C)フジテレビ
村上/マヂカルラブリー (C)フジテレビ
野田クリスタル/マヂカルラブリー (C)フジテレビ
野田クリスタル/マヂカルラブリー (C)フジテレビ
◆宮根誠司 コメント

(左から)井上清華フジテレビアナウンサー、宮根誠司 (C)フジテレビ
(左から)井上清華フジテレビアナウンサー、宮根誠司 (C)フジテレビ
― クイズコーナーで最後、回答者側の立場に立っていましたがいかがでしたか?

ぼくは今回17回目の出演なんですが、スタッフが今回ぼくに仕掛けてくると言うのはね…ぼくはスタッフを信頼していたんですよ、スタッフを。「答えを知らない方が良いでしょう?」と打ち合わせで言われたので、ゲーム感覚で楽しんでくれって言うことだと思ったのが、これだったのかと。次回からは油断も隙も無らないなと。答えを考えるのがあんなに難しいと思わなかったですね。次回の『世界法廷ミステリー』からはかなり気合いれますよ!

― 3つの大きな事件がありましたが、どの事件に興味を持ちましたが?

どれも社会問題や人生の光と影があったり、人生や家族関係が見えてきましたね。単にミステリーとしてナゾを解くだけでは無くて、例えば最初のバスジャックだったら移民問題だったり、ク・ハラさんの事件では、リベンジポルノに対する法律が無かったりと、背景に社会問題があったので、今の世の中、世界の中で起こっていることが今回の『世界法廷ミステリー』には如実に表れていましたね。なので例えば家族でご覧なっている方も、ミステリーを解き明かす楽しみも味わいつつ、いま世界ではこんな事が起きているんだよということを見てほしいですね。

― 今回のみどころは?

今回の事件も皆さんの気持ちに突き刺さるようなミステリーもありましたし、すごく考えさせられるミステリーもありましたが、毎回そうなんですが、今回は特にみんなが必死に考えていましたね。マジカルラブリーなんて、笑いを忘れて考えていましたし、西山さんなんて、頭かきむしって考えていましたからね。是非皆さんも出演者と一緒にミステリーに挑んでいただけたらうれしいですね。

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