板垣李光人、山口紗弥加と18歳差の恋に落ちる美青年に「シジュウカラ」出演決定


【モデルプレス=2021/11/27】俳優の板垣李光人が、女優の山口紗弥加が主演を務める1月クールのテレビ東京系ドラマ24「シジュウカラ」(毎週金曜深夜0時12分~)に出演することが決定。18歳差の恋に落ちる美青年を演じる。

板垣李光人(C)「シジュウカラ」製作委員会
板垣李光人(C)「シジュウカラ」製作委員会
◆山口紗弥加主演「シジュウカラ」

原作は、「JOUR」(双葉社)連載中の、女性から圧倒的支持を得ている漫画家・坂井恵理による同名コミック。主人公の売れない漫画家・綿貫忍を女優の山口が演じ、監督には、映画監督として多種多様な女性を描いてきた大九明子が決定している。

◆板垣李光人・宮崎吐夢・池内博之「シジュウカラ」出演決定

今回、待望の追加キャストが解禁。主人公・忍と恋に落ちる22歳のアシスタント・橘千秋を演じるのは、今注目の若手俳優・板垣。「仮面ライダージオウ」をきっかけにその美しさが話題になり、近年では、人気漫画「約束のネバーランド」の実写化で主要キャストを演じたほか、大河ドラマ「晴天を衝け」の徳川昭武役でも話題となった。唯一無二の色気を持つ板垣が、どこか謎に包まれた、若く美しい青年をいかに演じ、40歳の忍とどのようなラブストーリーを繰り広げるのか、期待が高まる。

さらに、千秋を演じるにあたり髪を切り、気持ちを新たに撮影した写真も解禁。今回解禁された写真は、忍と出会って5年後、28歳の千秋の姿を写したもの。物語の始まりである5年前の千秋の姿はまた少し違った印象になるかも?放送ではその姿にも注目だ。

宮崎吐夢(C)「シジュウカラ」製作委員会
宮崎吐夢(C)「シジュウカラ」製作委員会
忍の夫・綿貫洋平(52)を演じるのは、自身が所属している大人計画の劇団公演に出演するほか、外部公演や、映画「キャラクター」、「凪待ち」など、多くの映像作品に出演する俳優の宮崎吐夢。一般的に言うザ・亭主関白な夫な上に、不倫、モラハラ…。許せないけれどどこかに存在する、ある意味人間味のあるこの役を、高い演技力を持つ宮崎が演じる。

池内博之(C)「シジュウカラ」製作委員会
池内博之(C)「シジュウカラ」製作委員会
忍の元カレで、第2の不倫相手となる漫画編集者の岡野克巳(45)を演じるのは映画・ドラマ・舞台など、幅広いジャンルの作品に出演し、海外でも活躍している池内博之。忍の高校の同級生で当時の彼氏。忍と再会し、漫画家と編集者として仕事をすると共に、不倫関係に…。岡野と忍とのオトナな恋愛にも注目だ。(modelpress編集部)

◆板垣李光人コメント

― 「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

まず、自分としてまた新たな挑戦になる作品だなと思いました。そして、大九監督が描く女性と関わる事が出来るわけですが、作品をつくっていく中で、自分がどう存在しどういった反応が起きるのか。そういった点ではとてもワクワクしています。もちろん不安もありますが、全力で楽しもうと思います。

― 原作を読んだ感想をお聞かせください。

家庭を持つ女性が別の男性に惹かれる。「不倫」というものが強いインパクトとして残りがちですが、その裏には人間が抱える光や闇、傷、欲、愛を孕んだサスペンスのような深い世界が広がっていると感じました。

― ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

彼が抱えるものや、そこに存在する理由、周りの人間との化学反応を大切に、そして繊細に演じていきたいと思っています。

― 視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。

心に光が当たった時、抱える闇の部分がいっそう濃くなる人間の性とどう向き合っていくか。そしてその中に見出す自分の本当の幸せとは何か。様々な葛藤や苦悩と向き合っていく登場人物の姿に、状況は違えどきっと共鳴していただける筈です。彼らがどういった道を選択していくのか、ぜひ楽しみにしていてください。

◆宮崎吐夢コメント

― 「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

まず最初にマネージャーから「大九明子監督が演出を手掛けるドラマが入るかもしれない」と聞きました。映画「私をくいとめて」と「勝手にふるえてろ」がすごく好きな作品だったということもあり、ぜひご一緒したいと思いました。

前から決まっていた舞台の稽古・本番の期間と撮影が被っているので難しいかもしれないとも言われましたが、調整していただき参加できることになって本当に嬉しかったです。

― 原作を読んだ感想をお聞かせください。

40歳を過ぎてもう一度、自分の人生を生き直そうとする主人公の忍に強く共感しました。彼女を無自覚に傷つけ続けるモラハラ夫の洋平には、言うことなすこといちいちイラっとさせられました。

― ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。

僕の演じる洋平という旦那さんも最初から嫌味な人である訳はなく、一緒になった頃の忍にとってはそこそこ魅力的で優しい人だったのだと思います。忍が洋平に惹かれた理由が「ビリー・ジョエルの『ハートにファイヤー』をカラオケでカッコよく歌ったから」と言うシーンがあるのですが、「ハートにファイヤー」という曲はアメリカ近現代の歴史用語をラップのように歌う日本人にはめちゃくちゃ難しい楽曲で、これを人前で歌いこなすには相当の練習が必要だったはずです。単なる「悪役」「敵役」ではなく、そういう真面目でひたむきな愛らしい一面もあることを頭の片隅に想像しながら演じてみたいと思います。

― 視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。

現時点では前半の台本しかいただいてないので、この先どうなるのか、後半の展開が僕自身もとても楽しみです。皆さまも一緒に楽しんでくれることを願うばかりです。

◆池内博之コメント

― 「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

どんどん作品のストーリーにのめり込み今後の展開が非常に気になりました。

― 原作を読んだ感想をお聞かせください。

仕事と家庭の両立だったりタブーとされる不倫だったりがテーマになってきますが、同世代の方々から共感できるようなどこか切なくて、力のある作品を作れたらと思います。

― 視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。

僕が演じる岡野は忍が久々に出会う元彼です。彼女が改めて漫画と向き合うきっかけを作る大事な役でもあります。そしてそこから、彼女に思いを寄せていくわけで、まさに不倫相手。皆さんがドキドキするようなシーンを沢山作っていければと思います。女性目線で色々と響く所もあるかと思います。今までにない、純愛不倫ドラマができるよう、がんばっていきたいと思います。

◆第1話あらすじ

「今更あの子に兄弟できたら、困っちゃうじゃん(笑)」「まだできるの?」「……」結婚15年目。夫・洋平(52)からの夜の営みの誘いを冗談めかして断ると、洋平はため息と共に背を向けて寝始めた。倦怠感、というよりも嫌悪感を覚えてからどれくらいになるだろう…。だがこの“幸福な人生”こそが何者かになりたかった私の最終地点…そのはずだった。

アシスタント歴20年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍(39)は、たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でバカ売れする。そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。そんな中出会ったアシスタントは、橘千秋(22)という美しい青年だった…。自分を一人の女性として、何より漫画家として敬意を持って接してくれる千秋に、忘れていたときめきを感じ始める忍。ところが“不自然にも”、千秋も忍へ妙なアプローチをかけてくる。

そしてそんな千秋と交流する内に、忍の中に積み重なっていたある種の歪みが顕在化してくるのだった…。

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