韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にハマる人が続出する3つの理由 「恋慕」でも話題の主演女優パク・ウンビンの魅力も解説


【モデルプレス=2022/08/18】韓国の女優パク・ウンビンが主演を務める「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(Netflixで配信中)が話題に。本記事では同作の魅力と主人公のウ・ヨンウを演じるウンビンに迫る。

パク・ウンビン/Photo by Getty Images
パク・ウンビン/Photo by Getty Images


◆「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

同作は新人弁護士・ヨンウ(ウンビン)が“自閉スペクトラム症”を抱えながらも、韓国トップの大学・ソウル大学を首席卒業した天才的な頭脳で一つひとつ訴訟問題を解決していく物語。

カン・テウ、パク・ウンビン(提供写真)
カン・テウ、パク・ウンビン(提供写真)
現在、韓国でヒットしているのみならず、NetflixのGlobal Top10で1位を記録し、日本でもTV番組の視聴ランキングで首位を記録するなど今夏一番の人気作品となっている。

また、ヨンウと学生時代からの友人であるトン・グラミ(チュ・ヒョニョン)の2人だけの恒例とも言える“あいさつ”を元にした音源がTikTokでバズり中。その独特な振りと癖になるリズム感が話題を集め、K-POPアーティストを筆頭にカバーする人が続出している。そんな同作の魅力を3つのポイントに絞って紹介する。

◆見どころ1:愛すべきキャラクター

ヨンウは、弁護士として働きながらも自閉スペクトラム症を抱える自身に対し「私の名前は“英祐(ヨンウ)”と書きます。意味は“花のように美しい福の子”。でも賢く愚かな“怜愚(ヨンウ)”のほうが私に合うのでは」と葛藤。そんなヨンウを父親やグラミら周囲の人々がそっと支え続ける。

また、誰も思いつかないような斜め上の発想から依頼人を守る術を見出す天才的な実力や対人関係を築くことが苦手ながらも依頼人や同僚たちとコミュニケーションを取ろうと奮闘するヨンウの姿に、最初は「依頼人とまともに喋れるのか」と表面だけで判断していたヨンウの“上司”チョン・ミョンソク(カン・ギヨン)をはじめとした周囲の人々が、次第に彼女を認めていき、仲間として切磋琢磨していく。

佐藤健 (C)モデルプレス、パク・ウンビン/Photo by Getty Images
佐藤健 (C)モデルプレス、パク・ウンビン/Photo by Getty Images
何事にも一生懸命で正義感に溢れる一方、隙あれば大好きなイルカの話を無我夢中で繰り広げる様や事件をスパッと解決してしまう“天才的な閃き”で人々に爽快感を与える個性が光るキャラクターで多くの人の心を鷲掴みに。俳優の佐藤健も自身のYouTubeチャンネルで実施した生配信にて、作品を絶賛するとともに、ヨンウを魅力的な主人公として紹介している。

◆見どころ2:問題提起

同作は1話完結のオムニバス形式となっているが、それぞれの事案を通し社会が抱える問題が浮き彫りになり、深く考えさせられることも。例えば、「脱げたウエディングドレス」というタイトルの第2話では、一見「騒ぎにするほどではない」と片付けてしまいそうなテーマだが、ここから宗教観や「父親」という存在の強さ、そして同性愛などの問題が引き出された。

第3話では、自閉症の被告人のジョンフンが登場。精神年齢が6~10歳程度と診断され、自分の両親と会話することすら困難な彼は、優秀な兄・サンフンの殺害容疑をかけられる。「同じ自閉症だから、気持ちがわかるだろう」といった理由で、ヨンウが彼の弁護を担当することになったが、人によって症状はさまざまで、ヨンウもジョンフンを理解することに試行錯誤する。

また、彼の母親も弁護士として立派に働くヨンウと親から離れられない息子を比べ、涙する場面も。このように同じものを持つジョンフンとヨンウの2人を通して、個性の尊重を訴えているように感じ取られた。

◆見どころ3:ラブストーリー

そして、ヨンウを一途に想い続け、温かな愛情を注ぎ、ストーリーのスパイスとなっているのがイ・ジュノ(カン・テオ)だ。クジラの話になると1人でヒートアップしてしまうヨンウに対し、誰もがその話題を避けようとする中、ジュノだけは「2人のときはしてもいいことにしよう」と提案し、ヨンウにとって心地の良い空間を作り出すオアシス的存在に。

そんな2人が次第に惹かれ合い、第10話では、初めての手繋ぎから初々しいキスシーンが描かれ、視聴者を悶絶させたに違いない。そして、ジュノへの恋心を自覚してから見せる恋する乙女の表情や「会いたい」「初めて」など思ったことをストレートに表現するヨンウと、それらにノックアウトされつつ時には甘美な愛情表現や男らしさを見せるジュノの2人が視聴者をときめかせる。

◆パク・ウンビンって?

パク・ウンビン/Photo by Getty Images
パク・ウンビン/Photo by Getty Images
ここからは、同作に多彩な色をもたらしたヨンウを熱演したウンビンを紹介する。1998年、SBSドラマ「白夜」で子役としてデビューしたウンビンは「法廷プリンス -イ判サ判-」(2017年)、「ストーブリーグ」(2019年)、「ブラームスは好きですか?」(2020年)など多数出演。山下智久と長澤まさみが主演を務めたフジテレビ系月9ドラマ「プロポーズ大作戦」(2007年)の韓国版(2012年)では、礼役(長澤)にあたるハム・イスルを演じた。

最近では、王位継承者でありながら若くして死んでしまった双子の兄の身代わりに、男装をして王になるイ・フィの生き様を描いたドラマ「恋慕」(2021年)にて、麗しい男装姿や表情の変化で注目を集め、ウンビンの豊かな引き出しと高い演技力を発揮。同作で、韓国では最優秀女優賞・人気賞とともに、ジウン役を演じたロウン(SF9)とのベストカップル賞も受賞した。

パク・ウンビン/Photo by Getty Images
パク・ウンビン/Photo by Getty Images
18日に最終話の配信を控え、物語も佳境に。果たしてどんな展開を迎えるのか。そして涙あり笑いありの温かなストーリーで視聴者を興奮させるとともに、今最もホットな女優の1人と言っても過言ではないウンビンのさらなる飛躍が楽しみで仕方ない。(modelpress編集部)

パク・ウンビン/Photo by Getty Images
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