【モデルプレス＝2022/11/07】東京ディズニーシーでは、新規ナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」が11月11日スタートする。7日、マスコミ向けにプレスプレビューが行われ、モデルプレスは取材を実施。ショー内容の見どころから、おすすめの鑑賞場所まで網羅して紹介する。

◆ディズニーの仲間たちの夢を叶える姿を描く新ナイトショー「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」

東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで実施する「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」は、願いが星となって輝く場所“シー・オブ・ドリームス”を舞台に、ディズニーの仲間たちが、諦めずに信じ続けることで夢を叶える姿を描くナイトタイムエンターテイメント。

公演は1日1回、約30分間で、総投資額は約95億円。

東京ディズニーシーの玄関口、メディテレーニアンハーバーでの水上ショーはパークの大きな目玉であり、過去にも「ディズニーシー・シンフォニー」、「ブラヴィッシーモ」、「ファンタズミック！」など、ゲストの記憶と心に残る一大エンターテイメントを生み出してきた。
メディテレーニアンハーバーでのナイトショー開催は、かつて9年間に渡り公演された「ファンタズミック！」（2020年2月28日をもって終了）以来、約2年9か月ぶりのこと。ファン待望のナイトタイムのレギュラープログラムとなる。

◆「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」ショーの内容は？
このナイトショーは、ピーターパンとウェンディが、“シー・オブ・ドリームス”を訪れることからはじまる物語。誰かが願い事をすると現れる“願い星”が生まれる場所“シー・オブ・ドリームス”にゴールデンシップに乗った2人が訪れる。

願いを抱いたラプンツェル、モアナ、ミゲル、アラジンが次々と登場しショー空間の至るところにディズニーの仲間たちの願いが映される中、ピーターパンたちは“願い星”の中に入っていく。
続けて各ディズニー映画それぞれにフィーチャーしたパートへ。まず映画『アラジン』のパートではジーニーがアラジンの王子になりたいという願いを叶え、映画『塔の上のラプンツェル』のパートでは外の世界へと想いを馳せるラプンツェルが、勇気を出して塔から抜け出し、新たな冒険へと旅立ち、映画『リメンバー・ミー』のパートではハーバー全体がカラフルで華やかな死者の国へと変化し。盛大な祝祭が行われる。

映画『リトル・マーメイド』のパートでは、アリエルが人間の世界への憧れを歌いあげると、美しい海の世界が暗く怪しい世界へと変化し、海の魔女アースラが姿を現す。人間になりたいと願うアリエルと、アリエルの歌声を手にしたいアースラ。アースラの企みに気づかずに、アリエルは取引を行い、念願の足を手にして、人間の世界へと旅出つ。

セバスチャンが指揮をする中、人間の世界にやってきたアリエルとエリックが登場。続いて、ラプンツェルとフリン・ライダー、アラジンとジャスミンのカップルたちも登場すると、それぞれのロマンティックな世界観が融合し、ハーバー全体が幻想的な雰囲気に包まれる。

そしてピーターパンたちが再び登場し、光が小さくなっている“願い星”を見つける。光が弱まってしまう理由…それは人が希望をなくしてしまったから。希望をなくしてしまった人の願いは、かすんでしまうことがセリフの中で明かされる。
故郷を守るために旅立ったが、ともに冒険をしていたマウイに別れを告げられるモアナ、荒れ狂う海を目の前に、前へと進むことができないエルサ。2人は逆境に見舞われるが、自分自身の願いを信じ続けることで困難を乗り越え、それぞれの願いを叶える。

願いを叶えたディズニーの仲間たちに加え、ミッキーマウスとミニーマウスも登場し、壮大なフィナーレを迎える。ピーターパーンたちによって、信じ続けることで夢はかなうことが語られ、願いに満ちた夜は、華やかに幕を閉じる。

そして、“信じ続ければ願いはきっと叶う”というショーのメッセージと、未来への希望を予感させる歌手のMISIAによる楽曲「君の願いが世界を輝かす」の歌詞が交差し、さらなる感動のフィナーレへと誘う。

この「ビリーヴ」は、大空間のステージを舞台に、ピーターパン、ウェンディ、アラジン、ラプンツェル、ミゲル、アリエル、モアナ、エルサといった、2024年春に開業予定の東京ディズニーシー8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」を連想させるキャラクターと、ダンサーによるパフォーマンスが繰り広げられ、まるでディズニーの仲間たちの物語に入り込んだような圧倒的な没入感を全身で体感することができる。

また、水上で繰り広げられる巨大な船のダイナミックな動きに加え、夜空を彩るレーザーやパイロ、サーチライトが夜空を彩るほか、初めて東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの壁面に広範囲のプロジェクションマッピングが映し出され、空間を最大限に活用したこれまでにない演出を展開。

メディテレーニアンハーバー側とディズニーシー・ホテルミラコスタ側、どちらに目を向けても美しい演出が施されている場面が多く、一帯が魔法にかかったように美しく幻想的な世界へと一変する。

◆貴重なメイキング動画の公開も話題に

ナイトショー再開を待ち望んだファンからの熱い期待が集まる中での新ナイトタイムエンターテイメント実施ということもあり、開幕前よりショー内容への期待が高まる数々の仕掛けがあったこともファンの間では話題となった。

それが開幕に先駆け、東京ディズニーリゾート公式YouTubeが公開してきた「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」スペシャル動画。

キャストがスクリーンをチェックする様子、メインのバージを囲むようにスカルのついた海賊船などが行き交う俯瞰映像、ダンサーの練習風景や華やかな衣装のフィッティングの模様、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに投影する流星のような壮大なプロジェクションマッピング、そして新コスチュームを着たミッキーマウスの合図とともにプロジェクションマッピングが波紋のように広がっていく様子まで、ショーを構成する重要なピースと思われる数々のシーンが映し出されていた。

これら開発現場の進行の様子、ショーの制作風景、裏側のキャストの姿までも映し出されたメイキング動画がオフィシャルに発信されるのは非常に珍しいこと。

厳重なチェック体制、綿密な計算を重ね、多くのキャストの力を結集させて最高のエンターテインメントを創り上げるまでの影の努力、熱意がひしひしと伝わる、普段は見ることのできない舞台裏を公式が自信をもって発信しているということもショーのすばらしさを裏付けてくれている。

◆「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」おすすめの鑑賞場所は？

メディテレーニアンハーバーの広大な空間を最大限に活用した同ナイトショーは、場所によって見え方の特徴が異なり、鑑賞するたびに新しい発見を楽しむことができる。
従来のナイトショーは東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに背を向け、プロメテウス火山を借景にメディテレーニアンハーバーの方面を向き鑑賞するスタイルが定番だったが、今回のナイトショーは東京ディズニーシー・ホテルミラコスタも演出における大切な要であることから、これまで以上に見どころが多角的に広がっている。

そのためショーをどこで鑑賞するか、場所どりも非常に重要なポイントとなってくる。ここでは、メディテレーニアンハーバーをぐるりと囲んだ主な各ビューポイントの特徴を紹介。
・ビューポイント1

東京ディズニーシーを象徴するプロメテウス火山を正面に臨みながら鑑賞できるポイントで、船に乗ったディズニーの仲間たちやダンサーのパフォーマンス等、水上で繰り広げられる迫力のショーを存分に楽しめる。

・ビューポイント2＆6

水面に近いこのポイントでは、前方の水上で繰り広げられる圧巻のシーンとともに、ホテルの壁面に映し出される迫力ある映像を楽しめる。また、船に乗って華やかに登場するディズニーの仲間たちをより近くで鑑賞することもできる。

・ビューポイント3

東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに架かる橋「ポンテ・ヴェッキオ」の上から、水域全体を一望できるポイント。ハーバー全体が連動する華やかな演出を楽しめる。

・ビューポイント4＆5

ショーの中央からは離れるが、ホテル壁面に投影される映像を背景にショーを楽しめるポイント。船に乗ったキャラクターやダンサーのパフォーマンスとプロジェクションマッピングが連動する様子を一目に見渡すことができる。

同ナイトショーでは、各ビューポイントによって様々な楽しみ方が可能。また、自由に鑑賞できる場所に加えて、「エントリー受付」「ディズニー・プレミアアクセス」「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」対象の鑑賞エリアを設ける。

ショー自体が何度でも観たくなる感動的な内容であると共に、鑑賞場所によってまた違った印象を受け、何度でも新鮮に感動できるため楽しみが一層広がっている点も魅力のひとつだ。

なお有料の「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」では、以下のリザーブ鑑賞エリアが購入特典となることが発表されている。
ハーバーサイドテラス（専用鑑賞席）
・ディズニーシー・トランジットスチーマーライン乗り場横（座り見）
・ピアッツァ・トポリーノ（座り見）
・リドアイル（立ち見／座り見）

・レストラン「オチェアーノ」専用テラスを開放

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ内のレストラン「オチェアーノ」では「ビリーヴ！」公演時間にテラスを開放。モデルプレス編集部がホテル広報に取材確認をしたところ、「ビリーヴ！のショーが行われている時間にオチェアーノをご予約・ご利用いただいているすべてのゲストは、専用テラスからショーをご鑑賞いただくことができます。店内のどこの席にいてもテラスからショーを鑑賞できます」という回答だった。

「オチェアーノ」は、メディテレーニアンハーバーに広く面したダイニングでバラエティ豊かなブッフェとコースで地中海料理を楽しむことができる。イタリア語で“海”という名にふさわしく、店内は貝や真珠などをイメージした3つの美しい海の世界が広がる。

食事と共にハーバーを見渡せる店内からの鑑賞は格別な時間となるに違いない。

◆東京ディズニーシー×MISIA、16年ぶりのコラボレーション

今回の「ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～」では、歌手のMISIAが東京ディズニーシー5周年の2006年以来、16年ぶりとなるコラボレーションが実現。MISIAは日本語版テーマソングの歌唱、および訳詞を担当しており、日本語版テーマソングのタイトルは「君の願いが世界を輝かす」。

東京ディズニーシーとMISIAとの繋がりは深く、東京ディズニーシー5周年の際にも「SEA OF DREAMS ～Tokyo Disney Sea 5th Anniversary Theme Song～」を手掛け、同楽曲は当時の昼のハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ」の感動が蘇るメモリアルな一曲として、ファンの記憶に残り続けている。

16年ぶりのコラボレーションとなった「君の願いが世界を輝かす」は、ショーを締めくくる重要なシーンで使用されている。

ディズニーの仲間たちの信じる力、あきらめない心が“願い星”に光を灯すように、ピアノとストリングスの美しい音色とドラマティックなMISIAの歌声が、東京ディズニーシーをあたたかく包み込む。願いを呼び起こすMISIAの素晴らしい歌声がショーにさらなる感動を与えてくれている。

・君の願いが世界を輝かす
アーティスト：MISIA
作曲：Emily Bear、Toby Gad、Lindy Robbins、Ruth-Anne Cunningham

今回の「ビリーヴ！シーオブドリームス」の合言葉は“-It’s time to believe again-信じれば、あなたの願いはきっとかなう”。

ディズニーの仲間たちの願い、そして観る者の願いが昇華される、感動の瞬間と高揚感をぜひパークで体感してみてほしい。（modelpress編集部）
■ビリーヴ！～シー・オブ・ドリームス～概要
公演場所：メディテレーニアンハーバー
公演時間：約30分
公演回数：1日1回
出演キャラクター：ピーターパン、ウェンディ、アラジン、ラプンツェル、ミゲル、アリエル、モアナ、エルサほか
総投資額：約95億円


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