磯村勇斗、助演男優賞受賞 カンヌでの“初めての文化”経て思い語る「どうしても俳優とか監督とかに目が行きがち」<第44回ヨコハマ映画祭>


【モデルプレス=2023/02/05】俳優の磯村勇斗が5日、神奈川・関内ホールにて開催された「第44回ヨコハマ映画祭」に登壇。助演男優賞を受賞し、思いを明かした。

表彰式に登壇した磯村勇斗 (C)モデルプレス
表彰式に登壇した磯村勇斗 (C)モデルプレス
◆磯村勇斗、助演男優賞に喜び

磯村勇斗 (C)モデルプレス
磯村勇斗 (C)モデルプレス
「さかなのこ」「PLAN 75」「異動辞令は音楽隊」「前科者」の4作品での演技が評価され、今回の受賞に至った磯村。「大変嬉しく思っている」「一生忘れない思い出」と感激を言葉にした。

さらに「PLAN 75」は第75回カンヌ国際映画祭でカメラドールスペシャルメンション(特別賞)を受賞。磯村も現地へ足を運び、当時について「『この景色を見ていいのか』とか『もっと頑張ってからじゃないとダメなんじゃないか』とか色々思いましたけど、すごい良い経験になりました」と振り返った。

磯村勇斗 (C)モデルプレス
磯村勇斗 (C)モデルプレス
また「映画に対する愛を持った人たちが本当に多い」とも言い、オープニング映像で制作会社・配給会社のロゴが映し出されると、現地の観客はそれを見て拍手を送っていたと回顧。「僕はそれは今まで感じたことはなかったので、そういう作り手の方にも意識をしている、感謝をして映画を観ているという文化なんだなと知れて、それだけでも大きな経験でした」と感激したことを明かした。

続けて「どうしても俳優とか監督とかに目が行きがちなところではありますけれども、それ以上に色んなスタッフさんたちがいて作っているっていうところがあるので、そこは平等に評価していただけたらなと思います」とまっすぐ語っていた。

磯村勇斗 (C)モデルプレス
磯村勇斗 (C)モデルプレス
表彰式には磯村のほか、主演女優賞の倍賞千恵子、吉岡里帆、助演女優賞の河合優実、助演男優賞の柄本佑、最優秀新人賞の西野七瀬、平祐奈、馬場ふみからが出席。主演男優賞の瀬戸康史は舞台「笑の大学」の稽古のため表彰式前に先んじてステージに登壇した。(modelpress編集部)

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