石原さとみ「すごく苦しくなりました」


【石原さとみ/モデルプレス=8月5日】女優の石原さとみが5日、都内にて開催されたNHKスペシャル「ドラマ 戦艦武蔵」(9月3日夜9時から/NHK総合)の完成試写会イベントに出席。戦地で亡くなった戦艦「武蔵」の元乗組員を祖父に持つ主人公を演じた石原は、「戦っている皆さんの心に、自分のおじいちゃんという設定の中でここまで感情をもっていったことはなかなか無かったので、すごく苦しくなりました」と胸中を明かした。

石原さとみ「すごく苦しくなりました」(C)モデルプレス
石原さとみ「すごく苦しくなりました」(C)モデルプレス
(左から)勝地涼、渡辺美佐子、石原さとみ、津川雅彦(C)モデルプレス
(左から)勝地涼、渡辺美佐子、石原さとみ、津川雅彦(C)モデルプレス
◆石原さとみ「勉強になりました」

太平洋戦争の終わりごろに“絶対沈まない軍艦”と言われながら、アメリカ軍の攻撃で40発を越える爆弾と魚雷を受け撃沈された巨大戦艦「武蔵」の元乗組員と遺族の魂の交流を描いた同作。戦艦武蔵の乗組員だった祖父が戦地でどのような最期を遂げたのかを知るために、祖父の戦友を訪ねて周る28歳の介護職員・真中麻有役を石原が務めた。

「大先輩の皆さまとご一緒でき、貴重な経験ができまして、勉強になりました」と撮影を振り返った石原は、「戦艦『大和』は知っていたのですが、戦艦『武蔵』は正直、そこまで知りませんでした」と撮影前を回顧。同作の撮影を通して「色々な事実を知ることができたということが大きなことだと思います」とコメントした。

(左から)勝地涼、渡辺美佐子、石原さとみ、津川雅彦(C)モデルプレス
(左から)勝地涼、渡辺美佐子、石原さとみ、津川雅彦(C)モデルプレス
◆心境の変化とは?

撮影中に、小学生のころに亡くなった祖父母について母親に尋ねてみたようで、「今まで話さなかった色々な苦労とか、頑張って乗り越えたことなどの体験を母が話してくれて、それを聞いていて、すごく胸が熱くなりました」と述懐した石原。

「もう、おじいちゃん、おばあちゃんはいないのですが、お母さんからもっと聞いて行こうと思いました」と同作に参加したことで変化した心境を言葉にし、「この作品を若い世代の方に観て頂いて、色々と感じて頂けたらなと思います」とメッセージを送った。

イベントには、共演の勝地涼、渡辺美佐子、津川雅彦も出席した。(modelpress編集部)

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