広末涼子「本当に大好きだったので…」伊藤淳史を絶賛


【広末涼子/モデルプレス=9月24日】女優の広末涼子が24日、都内で行われた「テレビ東京 六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス『望郷』」(同局にて9月28日21:00~)の制作発表記者会見に、伊藤淳史、原作の湊かなえ氏とともに出席した。

広末涼子(C)モデルプレス
広末涼子(C)モデルプレス
広末涼子(C)モデルプレス
広末涼子(C)モデルプレス
◆広末涼子「きっと変わらなかった」

イベントでは湊氏から、「撮影で来ていただいて、因島には何もないと分かっていただけたと思うんですけど、もし、因島で生まれ育っていたら、今の職業に就いていたと思いますか?」と2人に質問。広末は「私も高知県(出身)で、幼少期に民放は2チャンネルしかなかったし、高知でオーディションがあるわけではない、チャンスもそこで掴んだわけではないので、きっと変わらなかったんじゃないかなと思います」と想像し、「もしかしたら、逆に身近にないからこそ憧れが強かったり、女の子なので具体的な計画や展望みたいなものを考えていたのかもしれない」と実体験を踏まえて答えた。

一方の伊藤は、「3歳のときに一緒に住んでいたおばあちゃんが僕に『テレビに出たいのか?』と聞いたら、僕は『うん』とうなづいたらしく、それがキッカケで東京の劇団のオーディションに行った」と今に至る原点を回顧。続けて、「3歳の頃にこういう仕事をしたいと心から思っていた可能性は低い。もし島で育っていたら、自分の意志が反映されてくるのかなと考えると、違う職業に就いていたのかなと思います」と思いを膨らませた。

すると広末は、「そんなことないと思います。“チビノリダー”は伊藤さんしかいないと思います!」と伊藤が幼少期に演じていたキャラクターを用いてコメント。対する伊藤は、「本当に記憶がないので、ここで1つ2つエピソードをお話ししたいんですけど…」と言い、「さっき裏で広末さんが僕のチビノリダーを大絶賛してくれたことが、今日一番嬉しいことです」と笑顔を見せ、広末も「本当に大好きだったので、ぜひ因島に住んでいたとしても(チビノリダーを)やってください」とお願いした。

広末涼子(C)モデルプレス
広末涼子(C)モデルプレス
伊藤淳史 (C)モデルプレス
伊藤淳史 (C)モデルプレス
◆広末涼子が印象に残っていることは?

同作は、瀬戸内海の島で生まれ育った人々の切なくも愛おしい人間模様を描いた湊氏のミステリー短編集中から「みかんの花」「海の星」「雲の糸」の三編をオムニバスドラマ化。「みかんの花」で主演を務める広末は、「湊さんの本が素敵だったので、逆に映像化するのは難しいのではないかという小さなプレッシャーがありました」と明かし、「やっぱり本がいいって大きいなと改めて感じた作品で、とても見ごたえがあります。ぜひ見ていただけたら嬉しいです」とアピールした。

また、撮影中に印象に残ったエピソードを聞かれると、「お天気に振り回された現場になったんですけど、1日目は台風で撮影ができなくて、撮影期間が短いので撮影がハードになったり、最終日はカンカン照りで、ジリジリと首の後ろが焼ける音がしそうなくらい熱い日になりました」と回顧。「私は因島が初めてだったんですけど、お天気によって海の色も全然違いますし、すごく短い時間でいろんな色、いろんな顔の因島を見させてもらったなという印象で、あっという間の数日間でした」と語った。(modelpress編集部)

広末涼子、伊藤淳史、湊かなえ氏(C)モデルプレス
広末涼子、伊藤淳史、湊かなえ氏(C)モデルプレス

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