【ヘア／モデルプレス】Instagramフォロワー数7万人超えの人気ヘアスタイリスト・金子真由美さんが、モデルプレス読者の皆さまに、カンタンなのに可愛くみえるヘアアレンジの秘密をご紹介する連載「本当は教えたくない！かねこアレンジ」。流行を先取りできる情報が満載。

●金子真由美の新連載「本当は教えたくない！かねこアレンジ」第9回

11月も後半に入って、これからグッと寒くなる感じですね。

そんな時期、今年気になるアイテムの上位にある「ファー」。きっと「欲しいな～」と思っていてもどう合わせたらいいの？という方も多いのではないでしょうか。

「マダムっぽくなりそう…」などの心配をよく耳にします。

そんなゴージャスなアイテムほどカジュアルなアレンジで、引き算をしながらコーディネートするのがポイントです。

今回は、トレンドの小物使いを中心にしたヘアアレンジとメイクを紹介したいと思います。

今年トレンドのチョーカーはシンプルに。普通はリボン結びにしがちですが、そうしないことで周りとの違いを出しましよう。

旬なものは小物で取り入れると挑戦しやすくオススメです。

また、ファーを身につけることでゴージャスに見られがちですが、シンプルなアレンジやファッションに合わせることでファーを普段使いにすることができます。

ヘアアレンジは、顔周りはしっかりおくれ毛を出し、前髪はシースルーバングに。シースルーにすることで、おでこが透けて見えることで、奥行きと軽さを。暗い髪の色でも重い印象になりません。

毛先は大きなゆるふわウェーブでリラックス感ある大人の女性へ。毛先は巻きすぎると、「はりきり女子」になるのでゆる巻きがベストです。

メイクは深みのある赤味の強いブラウンシャドウをキワに塗ると、男女ともについ見とれてしまう目元に早変わり！

キワだけでなく全体につけると腫れぼったい印象になるので注意して下さいね！デートでももちろん、ベースはブラウンなので職場にも使えるメイクです。

●金子のワンポイント・アドバイス＜チョーカーとファーの選び方＞

チョーカーは、どんなファッションにも合わせやすいとされる今回のような黒の紐状のものがオススメ。

チョーカーを巻くと首が細く華奢に見えるのが嬉しいところ。いろんな色や、幅、チャームなど種類が豊富なので自分好みを探してみてはいかがでしょうか。

簡単な作りなのでDIY女子も多いようです。

ファーは例年幅が細く、マフラーのように首に巻き付けるタイプが多かったですが、今年は幅が広く、肩にかけるコーディネートも主流となってきております。

今回はこういった大判なタイプですが、靴やバックなど、ファッション小物にファーを使用しているものも多くあるのでファー初心者は、まず小物から取り入れて楽しむのもあり。

秋に引き続き、ファーはこの冬のマストアイテム。大小問わず1つは持っておきたいです。

◆プロセス手順解説

1：全体をラフにミックス巻き。（これは32ミリのアイロンです）
2：シースルーバングにしたいので、前髪の多いところを見せピンで留める。
3：トップをねじって留める。
4：3を崩す。この時にトップのボリュームを調整します。
5：襟足の毛束を残し、左右の毛束をバックでひとつに結ぶ。
6：5の結んだ毛束をくるりんぱする。完成。

最後にゴムが見えないようにお好みですが、バレッタをつけます。

（modelpress編集部）

写真撮影：福田瞳
モデル：山崎ゆき

衣装協力
Vネックスリーブブラウス
Dholic　http://www.dholic.co.jp
ファースヌード
BARNYARDSTORM　http://www.dot-st.com/barnyardstorm/
チョーカー
yurikaakutsu　https://yurikaakutsu.stores.jp

●金子真由美プロフィール

「ヘアアレンジの神」と言われ圧倒的な人気を誇るヘアスタイリスト。

女子の心をつかむ可愛いゆるさと、スタイリッシュさを兼ね備えたヘアアレンジは、「大人がやりたいアレンジ」として予約が殺到。デイリーなスタイルからパーティー、ウエディングまで、さまざまなシーンのヘアアレンジを紹介したインスタグラムが、フォロワー7万人を超える大人気に。

現在、テレビやラジオから出演オファー殺到中。雑誌や書籍などでも幅広く活躍。Hair Salon BOTTOMSに在籍。著書『ディズニーヘアアレンジブック』も話題に。