古川雄輝主演で人気コミック「僕だけがいない街」ドラマ化決定 全世界に発信


【古川雄輝・僕だけがいない街/モデルプレス=3月13日】俳優の古川雄輝主演で、人気コミック『僕だけがいない街』を実写ドラマ化することが決定した。

(上段)内川蓮生、優希美青、柿原りんか(中段)戸次重幸、古川雄輝、黒谷友香(下段)江口のりこ、白洲迅、眞島秀和(C)ドラマ『僕だけがいない街』製作委員会
(上段)内川蓮生、優希美青、柿原りんか(中段)戸次重幸、古川雄輝、黒谷友香(下段)江口のりこ、白洲迅、眞島秀和(C)ドラマ『僕だけがいない街』製作委員会

◆原作完結後初の映像化&“世界進出”

Netflixオリジナルドラマとして制作し、2017年冬、世界190カ国で配信を開始予定。

原作は、「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号から2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」、「このマンガがすごい!(オトコ編)」(宝島社)ともに2014年から3年連続ランクイン、そして累計部数429万部を突破。2016年にテレビアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化、そして原作完結後初の映像化であり世界進出となる。

◆古川雄輝のキャスティングは「日米スタッフが満場一致」

主人公・藤沼悟は時が巻き戻る“リバイバル”という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年の時に起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていくというサスペンスストーリー。

主演には、イケメンで帰国子女というルックス&経歴ともに“高スペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川が、「日米のスタッフが満場一致で選んだ」(下山天監督)結果、抜擢。これまで、ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』シリーズ(13~15)でブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』(15)ではクールな年下男子を、『ライチ☆光クラブ』(16)ではカリスマ的な独裁者を、そして連続テレビ小説『べっぴんさん』では実年齢より一回り以上も若い役を演じるなど、幅広い役柄に挑戦してきた。

キャスティングの理由として制作を担当する関西テレビの池田篤史プロデューサーは「主人公・悟は、“リバイバル”現象を通じて、無気力な自分から精力的な自分へと脱皮する。その変化を演じ分けることができるのは古川さんだけだと思いキャスティングしました」と古川の演技力を称える。加えて「Netflixで世界190カ国に配信するということで、古川さんは自分の言葉で世界に向けて発信できる説得力を持っているので、日本に留まらず世界で活躍していくような俳優だと思います」と期待を込めた。

3度目の映像化として、どのような主人公の姿が見られるのか、古川の演技にも注目が集まるところで、古川本人は「久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足して頂ける悟を演じたいと思います」と意気込んでいる。

◆他キャストに優希美青・白洲迅・黒谷友香ら

さらに、片桐愛梨役に優希美青、小林賢也(大人)役に白洲迅、澤田真役に眞島秀和、八代学役に戸次重幸、藤沼佐知子役に黒谷友香、雛月明美役に江口のりこ、そして子ども時代の悟に内川蓮生、雛月加代に柿原りんかと実力派のキャストが揃った。

◆3度目の映像化、その理由は

また、同ドラマは原作と同じ舞台の苫小牧でクランクイン。原作の三部氏は「原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています」とコメントを寄せている。

原作では、続きが気になる極上のサスペンスとして評価されたが、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みにも注目。3度目の映像化を決断したNetflixの坂本和隆(コンテンツマネージャー)は「原作の持つ、素晴らしいストーリーは国境を超えると思います。今回の脚本を読み、さらに強く確信しました。原作が完結して初の映像化を実現できることにとても喜びを感じています」と熱弁。

また、池田プロデューサーは「原作ファンの一人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしいなと思います」と3度目の映像化に対する意気込みを語っている。(modelpress編集部)

■主演・古川雄輝コメント
世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足して頂ける悟を演じたいと思います。

■原作・三部けいコメント
原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!

■監督・下山天コメント
『僕街』を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかったあのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描く為、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、他のキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように『未来を変える』全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。

■Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」
<キャスト>
藤沼悟(大人):古川雄輝
片桐愛梨:優希美青
小林賢也(大人):白洲迅
藤沼悟(子供):内川蓮生
雛月加代(子供):柿原りんか
雛月明美:江口のりこ
澤田真:眞島秀和
八代学:戸次重幸
藤沼佐知子:黒谷友香

<STORY>
漫画家を志すもうだつの上がらない藤沼悟(古川雄輝)は、自分にだけ起こる現象“リバイバル”-何か「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻される現象-に悩まされていた。ある日、家に帰った悟は、自宅で母・佐知子が殺されているのを目撃する。犯人を追う悟だったが、逆にはめられ、自分が母親殺しの犯人として追われることになってしまう。母親の死を食い止めたい悟は“リバイバル”を強く願うが、リバイバルした先は18年前。小学校5年時にまでさかのぼった。 それは、同級生 雛月加代が殺される直前の時期だった。この時代に起こった雛月加代を含めた連続児童誘拐殺人事件に、母親が殺されることになった原因があると確信する悟は、同級生の小林賢也や担任の八代学の助けを借りて加代を救おうとすると同時に、事件の謎を追うことにする。

<スタッフ>
監督:下山天(『SHINOBI』『L-エル-』他)
脚本:大久保ともみ(『アンフェア the special ダブルミーニング』他)
制作プロダクション:関西テレビ放送 コクーン
製作:ドラマ『僕だけがいない街』製作委員会

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加