「シン・ゴジラ」続編決定の噂に制作会社が言及


【シン・ゴジラ/モデルプレス=3月23日】昨年公開されヒットした映画『シン・ゴジラ』を手掛けた制作会社カラーが23日、公式Twitterを更新。一部で広まっている、同作の続編製作が決定したという噂について言及した。

庵野秀明監督(C)モデルプレス
庵野秀明監督(C)モデルプレス
◆続編決定は「誤解」

庵野秀明が代表を務める株式会社カラーは、この情報を「誤解」とし、続編決定の噂を否定した。

22日より東京・オーチャードホールにて開催されている交響楽コンサート「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」にて、スクリーンに「『ゴジラ』シリーズの次回作と『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』にご期待ください」とのテロップが表示された旨が、観客によるSNSへの投稿などにより拡散。これを“「シン・ゴジラ」の続編決定”と誤って捉えられ、情報が広まっていた。

これを受け、カラーは「一部で誤解が生じているようですが『次回の『ゴジラ』シリーズ』とは『アニメのゴジラやハリウッド版のタイトル等』を指しており、庵野秀明が『シン・ゴジラ』の続編を手掛けるということではございません」と説明した。

◆『シン・ゴジラ』日本アカデミー賞で最多7冠獲得

『シン・ゴジラ』は、『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野氏と、『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣氏のタッグにより製作。“現代の日本にゴジラが襲来したらどうするか?”をテーマに、日本政府がゴジラに挑む姿や連携の模様をリアルに描き、昨年大ヒット。

「第40回日本アカデミー賞」では11の優秀賞を受賞し、うち作品賞、監督賞(庵野監督&樋口監督)、美術賞(林田裕至氏、佐久嶋依里氏)、撮影賞(山田康介氏)、照明賞(川邊隆之氏)、録音賞(中村淳氏、山田陽氏)、編集賞(庵野監督、佐藤敦紀氏)の7部門で最優秀賞を獲得。これは同アワード最多受賞の快挙となった。(modelpress編集部)

情報:株式会社カラー

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