“三ちゃん”三中元克、不合格・めちゃイケ卒業に号泣 スタッフに抱きつく コンビ名はdボタンに改名<不合格残念会開催>


【めちゃイケ・三中元克/モデルプレス】27日、フジテレビ系バラエティ番組「めちゃ2イケてるッ!真冬に汗をかきまくれ 国民投票だよ全員集合 全力の生スペシャル」(19:00~23:10)が4時間10分スペシャルで放送。素人から芸人となった“三ちゃん”こと三中元克(さんなか もとかつ)が、プロのお笑い芸人として改めて、めちゃイケメンバー再オーディションに挑む生放送企画が行われ、視聴者によるテレビリモコンdボタン投票の結果、不合格に。めちゃイケメンバーによる番組終了後のネット生配信「めちゃタメ」にて「三ちゃん不合格残念会」が開催された。

◆“三ちゃん”三中元克、めちゃイケ再オーディション投票

「めちゃイケ」三ちゃん、番組卒業が決定 再オーディションまさかの不合格で騒然/左から岡村隆史、三中元克(画像提供:フジテレビ)
「めちゃイケ」三ちゃん、番組卒業が決定 再オーディションまさかの不合格で騒然/左から岡村隆史、三中元克(画像提供:フジテレビ)
高校のイケメン同級生・臼杵寛(うすき かん)とお笑いコンビ「サンプライズ」を結成し、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“プロ芸人”となった三中。先週の放送番組では、素人ではなく“芸人”として新たなスタートを進む決意をした三中に対し、同オーディションで三中に敗れ不合格だったお笑いコンビ・ダイノジの大地洋輔が「素人として合格したのに芸人になっても番組に残るのか?プロとしてもう1度オーディションを受けろ」と涙で訴えた。

これに矢部浩之は「プロになるっているのはそういうことだ」と三中に再オーディションを促し、めちゃイケメンバーも賛同。三中の芸人としての覚悟が試されることとなった。

番組では寒風の野外にて、コンビでネタを生披露し、視聴者が審査員としてデータ放送dボタンやスマートフォンで合否を投票した。

◆“三ちゃん”三中元克、不合格で号泣

三中は、約63万票の投票数のうち、「不合格」の判定が56%と過半数を越え、番組を卒業することとなった。三中は番組終了後、スタッフに抱きつき号泣。楽屋に戻ってからもしばらく涙を流したという。

◆めちゃイケメンバーが番組終了後に生配信放送「めちゃタメ」に出演

めちゃイケ生放送で再オーディションに挑んだ三中元克(画像提供:フジテレビ)
めちゃイケ生放送で再オーディションに挑んだ三中元克(画像提供:フジテレビ)
番組終了後にネット生配信番組「めちゃタメ」にナインティナイン岡村隆史、矢部浩之、極楽とんぼ加藤浩次、よゐこ濱口優、有野晋哉、オアシズ光浦靖子、大久保佳代子、武田真治、ジャルジャル後藤淳平、福徳秀介、たんぽぽ白鳥久美子、川村エミコ、敦士、重盛さと美、ゲストの出川哲朗らが出演した。(おだいばZ会のレギュラーメンバーである雛形あきこ、鈴木紗理奈は、生配信への出演はなかった)

◆岡村隆史「びっくりした。まさか不合格とは・・・」

岡村は、三中の不合格の投票結果に「いや落ちたね。こんなことあるんだね。びっくりした。まさかでしょ。リアルガチ・・・」と予想外の結果にこわばった表情を見せた。加藤も「あの状況(感動的なVTR放送後のネタ見せ)で落ちるとは思わないでしょ。お母さんまでVTRに出てもらってさ」と驚きを隠せなかった。

◆濱口優「ネタは途中までおもしろかった」

濱口は「落ちたね。ネタ途中までおもしろかったよね。(ネタの後半でテンションが下がったことから)最後が大事やね・・・」、武田は「どうして落ちることができたんだろう。(三中の)お母さんがVTRで出てきたのに、あれを覆すなんて。帰ってウイスキー飲もうと思います」と予想できなかった不合格の結果に呆然としていた。

◆大久保佳代子「芸人としてここから」

コンビ名を「サンプライズ」から「dボタン」に改名した三中元克、臼杵寛(画像提供:フジテレビ)
コンビ名を「サンプライズ」から「dボタン」に改名した三中元克、臼杵寛(画像提供:フジテレビ)
また、大久保は「(不合格という結果で卒業するのは残念だけど)良かったよ。一回こうなって。ここからだよ(芸人としてスタート)」と、考え方によっては一回おいしい思いができたことを励ましの言葉にかえた。

◆テレビ史上最大規模の投票数

矢部は、慎重な分析で「ネタがおもろなかった。身内ネタにしすぎたのかも。自分が国民投票されると思うと震えるわ。でも、63万票(テレビリモコンdボタン投票)という数字はありがたいよね」と結果について分析しつつ、投票数に感謝のコメントを述べた。番組スタッフによると、これまで他番組でdボタン投票をした際は投票数約30万票だったという。今回はその2倍の数字となり、テレビ史上最大規模のdボタン投票となったようだ。

◆ゲスト出川哲朗が進言「コンビ名をdボタンに改名したほうが良いよ」

出川は「(投票で)合格を押した人であれ不合格を押した人であれ、番組で63万票という大きな規模になったのはすごいこと。全体的に今この流れに乗ったほうが良いのは間違いないよ。(このタイミングをチャンスと捉えて)コンビ名をdボタンに改名したほうが良い」と進言。三中はこれを受け、コンビ名をdボタンに改名することを宣言した。

◆リハーサル室にて「三ちゃん不合格残念会」を開催

生配信では、三中、臼杵の二人が10日間、ネタのリハーサルや寝泊まりで借りていたフジテレビ内のリハーサル室にて「三ちゃん不合格残念会」を開催。序盤のみ加藤、有野も参加したが、ジャルジャル、たんぽぽ、重盛、敦士らを中心にゲストなども参加した。合格時の事も考慮し、かなり予算をかけた合格祝い用のパネルも用意されていたが、質素な不合格残念会のパネルが掲げられた。

ジャルジャル後藤は不合格の結果を受け「(三中のとぼけた)顔が損してる。あと、みちのくプロレスの修行を途中リタイヤして、東京で女性と飲み会をし、『ヤバイぜチャライぜ』(というセリフが入った)VTRが国民の反感を買ったかも」と分析。敦士は「うちの嫁もあのVTRを見て落ちると思ったと言っていた。けど今回(三中が)頑張っている感動のVTRを見て合格に票を入れた」と連絡があったことを明かした。

◆「ヤバいぜチャライぜ」はネタ

重盛は冷静に「本人落ちるとは思ってなかったと思うんですよね。最後結果が出て初めて素の表情になった」と本人の慢心があったのではないかというコメント。これを受け三中は「正直わからなかったが、6対4ぐらいで合格するのではと思ってた。あと、『ヤバイぜチャライぜ』のセリフはネタなんです」とあのセリフの裏話も明かした。

◆ネット上では、アンタッチャブル柴田、ギガスラッシュ!!マサルコを絶賛

番組内で、三中の松竹芸能オーディション時にネタのアシストをしたアンタッチャブル柴田の絶妙なツッコミで三中のボケが一気に面白くなったことからネット上では、「さすがプロは違う」「すごいかっこいい」と絶賛の声が上がった。また、三中と共にお笑い事務所のオーディションで股間に手を当てながら仰け反るポーズで「ポールマッカートニー!」と叫ぶネタを披露したお笑いコンビ「ギガスラッシュ!!」のマサルコの存在感の大きさに「インパクトすごい」「ポールマッカートニーもう一回見たい」などと高い評価の声が続出した。

◆“三ちゃん”三中元克「5年間ありがとうございました」

三中は生配信の最後に「これからもdボタン(サンプライズから改名)を応援していただければと思います。これまで5年間ありがとうございました。がんばっていきますので宜しくお願いします」とコメント。番組スタッフ名が書かれた紙を感謝の意を込めて読み上げ、生配信を締めくくった。

◆5年間“素人”三ちゃんとしてめちゃイケで活躍

三中 元克(さんなか もとかつ・25歳)1990年7月24日大阪府生まれ、168cm、A型、大阪府立今宮工科高等学校卒業。

“三ちゃん”こと三中元克は、少年時代からお笑い芸人に憧れを抱き、2010年10月に当時長期休養中だったナインティナイン岡村の穴を埋めるべく行われた「めちゃイケ新メンバーオーディション」に挑戦。約一万人の中から一人だけ選ばれた素人として番組で活躍してきた。2013年9月より東名自動車道・足柄サービスエリアで行われた企画「めちゃイケサービスエリア」の総支配人に就任。2014年10月からみちのくプロレスに練習生として入団、修行する企画に挑戦するが、2015年12月に寮から逃走したため企画を終了した。

2016年2月27日のめちゃイケ生放送で再オーディションに不合格となり、番組を卒業することとなった。ゲスト出川哲朗の進言により、dボタン投票で不合格・卒業となったことから、コンビ名を「サンプライズ」から「dボタン」に改名。今後はよしもとクリエイティブエージェンシー所属のプロの芸人となり、相方の臼杵寛(うすき かん・24歳)と共に活動していく。(modelpress編集部)

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