【高橋一生／モデルプレス＝9月4日】俳優の高橋一生が4日、都内で行われた吹き替えを担当する海外ドラマ『THIS IS US　36歳、これから』（NHK総合／毎週日曜よる11：00～ 全18回）の試写会に出席した。

◆36歳・高橋一生の心境の変化

今作は、誕生日が同じ36歳の男女3人の物語を描く感動のヒューマンストーリーで、昨年アメリカでヒットした話題作。

主人公の一人・ケヴィンの声を担当した高橋も同じ36歳。年齢を重ねるにつれた変化について聞かれると、「背負うものは大きくなっている」と語る一方で、「どんどん体が軽くなっている感じ。縛られているものから解放されてきていると思う」という高橋。

「前は人生の舵取りをしっかりしないと、と考えていましたが、この年になっていろんな人に生かされている、もう舵を手放してもいいのかなと感じるいようになった」と心境に変化が合ったことを明かし、40代に向けては「どういう俳優になりたいか、フォーカスを絞らないようにしている。いただける仕事に対して、作り手に忠実に添えるようにしたい」と今後の俳優としての姿勢を語った。

◆結婚の展望は？

また、「36歳、これから」にちなみ結婚の展望について話が及ぶと、「周りの結婚している人の話を聞いていると、どうも結婚はタイミングらしい。『この人だ』と思う人に会うと聞いているので、そのタイミングが来るのを待ってるのでは遅いなとなったら、こういう場所でまた発表します」と答え、報道陣を沸かせた。

◆『THIS IS US　36歳、これから』

誕生日が同じ36歳の男女3人の物語。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、“脱肥満”を目標に努力する女性、幸せな家庭を築き仕事も成功しているエリートビジネスマン。置かれている状況も性格も全く異なる彼らには、誕生日が同じであること以外にも共通点があった。それぞれが“人生の壁”を乗り越えようとする中で、“大切なもの”を見つけたり、取り戻したりする。そして、3人の運命の糸がたぐり寄せられる。

高橋は、ジブリ作品『耳をすませば』ではアニメーション声優を務めたが、海外ドラマの吹き替えは今回が初。「アニメのキャクターに合わせるのと違って、俳優さんは生身の人間なので声を入れるという認識より、お芝居をさせてもらっている認識でした。自分の肉体が動かせるわけではないので、不思議な感じ。周りの共演者の方のおかげで楽しくできました。こんなに勉強させていただいていいのかしら、という感じでした」と新鮮な経験となったようで、充実感を滲ませながら収録を振り返った。

『THIS IS US　36歳、これから』は10月1日23時よりNHK総合テレビにて放送。（modelpress編集部）



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